// google adsence用 電験1種過去問【2015年機械制御 問1】 | 電気主任技術者のいろは

電験1種過去問【2015年機械制御 問1】

2024年6月9日

【誘導機】かご形誘導電動機のトルク比例推移と所要出力計算《計算問題》

 図は、三相かご形誘導電動機の回転速度の2乗に比例するトルクを要求する負荷をかけて運転する場合の、三相かご形誘導電動機と負荷のトルク特性である。
 供給電圧を定格電圧V₁として運転する場合、電動機及び負荷のトルク特性の交点、すなわち運転点➀における滑り及びトルクは、s₁及びT₁であった。このとき、滑りs₁は2.5%である。運転中に供給電圧が12%低下してV₂に変化した場合、滑りs₂及びトルクT₂の運転点➁に移ったとする。以下に示す電動機の諸量について、運転点➀に対する運転点➁の比をそれぞれ求めよ。ただし、電源周波数は一定とし、供給電圧一定の場合、電動機のトルク特性は近似的に直線とみなし、電動機のトルクは滑りに比例するものとする。また、運転点➀のとき、鉄損と一次銅損との比は3:5とし、一次銅損と二次銅損とは等しいものとする。
(1)滑り
(2)出力
(3)二次電流
(4)効率

解答と解説はこちら

解答

公式標準解答

解説

 誘導電動機のトルク比例推移から各種諸元を求める問題です。基本的な内容ですが、計算が複雑です。試験対策としてしっかり解法を理解しておきましょう。


追加学習は三相誘導電動機の各種特性で(関連項目:誘導電動機の学習帳

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