// google adsence用 電験1種過去問【2011年電力管理 問6】 | 電気主任技術者のいろは

電験1種過去問【2011年電力管理 問6】

2024年10月16日

【配電】OFケーブル異常診断法と事故点測定法《論説問題》

 次の表は、OFケーブルの異常診断法の測定内容と特徴(表1)、及び絶縁破壊事故が発生した場合の事故点測定法の長所と短所、事故点までの距離(表2)に関する記述である。表中の A, B, C, D, E, F, G, H 及び I の記号を付した空欄に記入すべき適切な語句又は式を答えなさい。

解答と解説はこちら

解答

公式標準解答

A:種類(A,B順不同)
B:量(A,B順不同)
C:水分量(C,D,E順不同)
D:体積抵抗率(C,D,E順不同)
E:誘電正接(C,D,E順不同)
F:絶縁紙のずれや損傷
G:ケーブル部の部分放電発生位置の検出
H:断線事故
I:\(\displaystyle\frac{2L・R_1}{R_1+R_2}\)
[別解]
I:\(\displaystyle\frac{2L・R_2}{R_1+R_2}\)

解説

 ケーブル異常診断法と事故点測定法に関する問題です。一種としては、易しい内容です。ただし、穴埋めを確実に完答するのはなかなか難しいため、本番で選択するには慎重に検討が必要です。

難易度3(★★★☆☆)

補足説明

I:マーレーループ法の測定方法
➀健全並行相の片端を短絡
②➀の反対端に検流器と、R₁/R₂を接続
③R₁/R₂の間と、接地線に電源を接続
④以上のブリッジ回路を構成する


追加学習は配電の学習帳

<<前問  次問>>