// google adsence用 電験1種過去問【2018年機械制御 問1】 | 電気主任技術者のいろは

電験1種過去問【2018年機械制御 問1】

2024年9月20日

【誘導機】かご形誘導電動機の諸元計算《計算問題》

 定格出力15kW、定格電圧200V、定格周波数60Hz、極数6の三相かご形誘導電動機がある。定格出力時の回転速度、鉄損及び銅損は、それぞれ1140min⁻¹、430W及び1230Wである。この電動機を定格電圧、定格周波数で運転した場合に関して、次の問に答えよ。ただし、電動機の滑りとトルクは比例関係とみなせる範囲にあるものとし、機械損及び漂遊負荷損は無視する。また、計算にはL形等価回路を用いるものとする。
(1)定格出力時の滑りs及びトルクT[N・m]を求めよ。
(2)定格出力時の二次入力P₂[W]及び一次銅損Pc1[W]を求めよ。
(3)75%出力時の滑りs’及び及びトルクT’[N・m]を求めよ。
(4)75%出力時の二次入力P’₂[W]及び二次銅損Pc2[W]を求めよ。
(5)75%出力時の効率η[%]を求めよ。

解答と解説はこちら

解答

公式標準解答

解説

 誘導電動機の各種諸元を求める問題です。計算が複雑でややこしい部分もありますが、取り組み易い分野となるので、しっかり取り組みたい問題です。
 滑りとトルクの比例定数を導き出せるか、75%出力時の一次銅損を2次銅損の比率で導出できるかがポイントです。

難易度4(★★★★☆)


追加学習は三相誘導電動機の各種特性で(関連項目:誘導電動機の学習帳

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