// google adsence用 電験3種過去問【2023年(上期)理論 問6】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2023年(上期)理論 問6】

2024年2月17日

【電気回路】直流回路の抵抗に流れる電流計算《計算問題》

 図のような直流回路において、3Ωの抵抗を流れる電流の値 [A] として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

(1)0.35
(2)0.45
(3)0.55
(4)0.65
(5)0.75

解答と解説はこちら

解答

(5)

解説

 重ね合わせの理により、抵抗 R = 3 Ωに流れる電流は、図1の回路と図2の回路に流れる電流を重ね合わせたものになる。
※電流源は開放除去、電圧源は短絡除去する

図1の回路で抵抗 R = 3 Ωに流れる電流I₁を求める。オームの法則より、
\(I_1=\frac{4}{3+5}=0.5\)[A]

同様にして図2の回路で抵抗 R = 3 Ωに流れる電流I₂を求める。
電流源の電流は分規点より、並列の抵抗に分流するので、
\(I_{2}=2\times\frac{5}{3+5}=1.25\)[A]

重ね合わせの理により、電流I₂の方向を正とすると、抵抗 R = 3 Ωに流れる電流 I は
\(I=I_{R2}-I_{R1}=0.75\)[A]


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