電験1種過去問【2016年電力管理 問2】
【送電】四端子定数、T形等価回路、送電端から供給される無効電力《計算問題》
周波数 50 Hz の電力系統において、電線1条当たりのインダクタンス 1.6 mH/km、静電容量 0.01 μF/km の三相3線式送電線がある。この送電線のこう長が 100 km、回線数が2回線のとき、次の問に答えよ。なお、送電線は T 形等価回路で表されるものとし、抵抗及び漏れコンダクタンスは無視するものとする。
(1)送電線の四端子定数\(\dot{A},\dot{B},\dot{C},\dot{D}\)をそれぞれ求めよ。
(2)受電端開放の場合に、受電端の線間電圧\(\dot{V_r}\)の大きさが 275 kV のとき、送電端の線間電圧\(\dot{V_s}\)の大きさ [kV] を求めよ。
(3)上記(2)の場合に、送電端から供給される無効電力 [Mvar] を求めよ。ただし、無効電力は遅れ側を正とする。
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