電験1種過去問【2016年電力管理 問1】 2016年12月1日2024年9月30日 【火力発電】コンバインドサイクル発電の方式と特徴《論説問題》 火力発電所におけるコンバインドサイクル発電に関して、次の問に答えよ。 図1、図2それぞれの発電方式の名称を答えよ。 図1の発電方式と比較した場合、図2の発電方式の特徴について四つ述べよ。 解答と解説はこちら 解答 公式標準解答 図1、図2それぞれの発電方式の名称を答えよ。 図1 排熱回収方式 図2 排気再熱方式 図1の発電方式と比較した場合、図2の発電方式の特徴について四つ述べよ。 発電機を回す動力源として、蒸気タービンのみを利用する既設のコンベンショナル(従来型)火力のリパワリング(出力増強と熱効率改善)に適用できる。 プラント出力に対する蒸気タービンの出力の割合が大きい、又はボイラの蒸気発生量が多い。 蒸気タービンの単独運転が可能である(100%容量の押込通風機を設置した場合)。 運転制御系が複雑となる。 起動から定格負荷までの時間並びに定格負荷から停止までの時間が長い。 ボイラに使用する燃料はガスタービンと無関係に選択できる。などより四つを記載する。 解説 コンバインドサイクル発電に関する論説問題です。発電方式の名称が分からない場合は本問の選択は難しくなるかもしれません。それぞれの方式の特徴は、一種受験者であれば、解答を書けるはずです。しっかり両者の違いを頭に入れておく必要があります。 難易度4(★★★★☆) 追加学習は火力発電の学習帳で <<前問 次問>> 電験1種の過去問一覧 電験記事一覧へもどる 電験1種過去問過去問, 電験1種, 電力・管理, 火力発電, 2016年Posted by ちゅん
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