電験1種過去問【2020年電力管理 問6】
【変電所】がいし類を有する屋外変電所の塩害対策《論説問題》
がいし、ブッシング(以下「がいし類」という。)を有する屋外変電所(以下「変電所」という。)の塩害対策について、次の問に答えよ。
- 変電所のがいし類の塩害汚損の管理指標として、等価塩分付着密度[mg/cm²]が用いられている。等価塩分の意味を含めてこの管理指標が用いられる理由を答えよ。
- 変電所の塩害対策は保守が容易ながいし類の過絶縁設計が基本であるが、海岸に近く、台風や季節風によりがいし類に付着する塩分が多い地域にある変電所では、電圧が高いほど、過絶縁設計だけではなく、活線洗浄などを組み合わせて対策することが多い。その理由を答えよ。
- 塩害対策の一つとして、絶縁性に優れたシリコンコンパウンドをがいし類に塗布する方策がある。絶縁性以外に、シリコンコンパウンドが有する塩害対策として優れてた特性を答えよ。また、保守上注意すべき点を答えよ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません