// google adsence用 電験3種過去問【2022年(下期)電力 問3】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2022年(下期)電力 問3】

2024年1月16日

【火力発電】コンバインドサイクル発電方式の特徴《正誤問題》

 ガスタービン発電と汽力発電を組み合わせたコンバインドサイクル発電方式を、同一出力の汽力発電方式と比較した記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1.  熱効率が高い。
  2.  起動・停止時間が短い。
  3.  蒸気タービンの出力分担が小さいので、復水器の冷却水量が少ない。
  4.  最大出力が外気温度の影響を受けやすい。
  5.  大型所内補機が多いので、所内率が大きい。
解答と解説はこちら

解答

(5)が誤り

解説

電験3種過去問【2023年(前期)電力 問2】との類題です。

 コンバインドサイクル発電方式の所内率は、他の汽力発電方式に比べ少ない。

 ガスコンバインドサイクル発電に必要な補機は他の発電方式に比べて少ない。
石油火力発電では脱硫設備が必要になり、石炭火力発電所には微粉炭機、送粉機(排風機)押し込み通風機や誘引通風機等が必要になる。
 また、ガスタービンコンバインドサイクル発電所には通風機等ボイラ補機が必要ない。

追加学習は火力発電の学習帳

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