// google adsence用 電験1種過去問【2022年電力 問4】 | 電気主任技術者のいろは

電験1種過去問【2022年電力 問4】

2024年4月14日

【配電】配電線への避雷器設置に関する記述《論説問題》

 次の文章は、配電線への避雷器設置に関する記述である。文中の【   】、に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。
 避雷器は、襲雷時に、配電用機器を保護するために、機器の【(1)】より低い電圧で放電を開始し、自動的に【(2)】を遮断させるもので、このことにより、配電線路は絶縁を回復し、襲雷前と全く同じ状態で運転が可能となる。
 避雷器の保護効果を高めるため、避雷器の接地は、接地抵抗値をできるだけ低くし、かつ配電用機器の接地と【(3)】接地することが望ましい。さらに【(4)】サージの低減効果を高めるため、架空地線の接地とも【(3)】接地する。
 また、常時開放の開閉器については、一般にその【(5)】に避雷器を取り付けることが望ましい。

[問4の解答群]
解答と解説はこちら

解答

(1):(ヌ)
(2):(ヘ)
(3):(イ)
(4):(ハ)
(5):(ホ)

解説

 避雷器は、襲雷時に、配電用機器を保護するために、機器の【(1)破壊電圧】より低い電圧で放電を開始し、自動的に【(2)続流】を遮断させるもので、このことにより、配電線路は絶縁を回復し、襲雷前と全く同じ状態で運転が可能となる。
 避雷器の保護効果を高めるため、避雷器の接地は、接地抵抗値をできるだけ低くし、かつ配電用機器の接地と【(3)連接】接地することが望ましい。さらに【(4)誘導雷】サージの低減効果を高めるため、架空地線の接地とも【(3)連接】接地する。
 また、常時開放の開閉器については、一般にその【(5)前後】に避雷器を取り付けることが望ましい。

 避雷器設置に関する記述です。一種としては、基本的な内容です。配電線に関しての記述であることに注意が必要です。


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