解答
(4)が正しい。
解説
極数が p の同期発電機の同期速度は、
\(\displaystyle n_s=\frac{120f}{p}\)[rpm]
磁束密度の分布が正弦波であれば、各極の磁束 Φ [ Wb ]、周波数を f [ Hz ]、巻線の巻数を w とすれば、1相のコイルに発生する誘導起電力の実効値は
\(\displaystyle E=4.44k_w f\Phi w\)[ V ]
※kwは巻線係数
この三相同期発電機の周波数fは\(\displaystyle n_s=\frac{120f}{p}\)より
\(\displaystyle f=\frac{n_s p}{120}\)
\(\displaystyle =\frac{600\times 12}{120}=60\)[Hz]
1相のコイルに発生する誘導起電力の実効値は
\(\displaystyle E=4.44k_w f\Phi w\)
\(\displaystyle =4.44\times 0.95\times 60\times 0.10\times 250\)
\(\displaystyle =6327\)[V]
したがって、線間無負荷誘導起電力は
\(\displaystyle V=\sqrt3\times 6327=10958\)[V]
追加学習は同期機の学習帳で
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