// google adsence用 電験3種過去問【2019年法規 問8】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2019年法規 問8】

2022年4月24日

【電気設備技術基準の解釈】低高圧架空電線の高さ、他電線路との近接に関する記述《空所問題》

 次のa~fの文章は低高圧架空電線の施設に関する記述である。
 これらの文章の内容について、「電気設備技術基準の解釈」
に基づき、適切なものと不適切なものの組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1.  車両の往来が頻繁な道路を横断する低圧架空電線の高さは、路面上6m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
  2.  車両の往来が頻繁な道路を横断する高圧架空電線の高さは、路面上6m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
  3.  横断歩道橋の上に低圧架空電線を施設する場合、電線の高さは当該歩道橋の路面上3m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
  4.  横断歩道橋の上に高圧架空電線を施設する場合、電線の高さは当該歩道橋の路面上3m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
  5.  高圧架空電線をケーブルで施設するとき、他の低圧架空電線と接近又は交差する場合、相互の離隔距離は0.3m以上を保持するよう施設しなければならない。
  6.  高圧架空電線をケーブルで施設するとき、他の高圧架空電線と接近又は交差する場合、相互の離隔距離は0.3m以上を保持するよう施設しなければならない。
  a b c d e f
(1) 不適切 不適切 適切 不適切 適切 適切
(2) 不適切 不適切 適切 適切 適切 不適切
(3) 適切 適切 不適切 不適切 適切 不適切
(4) 適切 不適切 適切 適切 不適切 不適切
(5) 適切 適切 適切 不適切 不適切 不適切

解答と解説はこちら

解答 

(5)

解説

  1.  車両の往来が頻繁な道路を横断する低圧架空電線の高さは、路面上6m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
    【電気設備技術基準の解釈第68条(低高圧架空電線の高さ)】
  2.  車両の往来が頻繁な道路を横断する高圧架空電線の高さは、路面上6m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
    【電気設備技術基準の解釈第68条(低高圧架空電線の高さ)】
  3.  横断歩道橋の上に低圧架空電線を施設する場合、電線の高さは当該歩道橋の路面上3m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
    【電気設備技術基準の解釈第68条(低高圧架空電線の高さ)】
  4.  横断歩道橋の上に高圧架空電線を施設する場合、電線の高さは当該歩道橋の路面上誤:3m⇒正:3.5m以上の高さを保持するよう施設しなければならない。
    【電気設備技術基準の解釈第68条(低高圧架空電線の高さ)】
  5.  高圧架空電線をケーブルで施設するとき、他の低圧架空電線と接近又は交差する場合、相互の離隔距離は誤:0.3m⇒正:0.4m以上を保持するよう施設しなければならない。
    【電気設備技術基準の解釈第74条(低高圧架空電線と他の低高圧架空電線路との接近又は交差)】
  6.  高圧架空電線をケーブルで施設するとき、他の高圧架空電線と接近又は交差する場合、相互の離隔距離は誤:0.3m⇒正:0.4m以上を保持するよう施設しなければならない。
    【電気設備技術基準の解釈第74条(低高圧架空電線と他の低高圧架空電線路との接近又は交差)】