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電験3種過去問【2022年(下期)電力 問11】

2024年1月16日

【電気施設管理】電力の需要と供給に関する記述《空所問題》

 次の文章は、電力の需要と供給に関する記述である。
 電力の需要は1日の間で大きく変動し、一般に日中に需要が最大となる。一方で、\(\fbox{(ア)}\)の大量導入に伴って、日中の発電量が需要を上回る事例も報告されている。需要電力の平準化や、電力の需給バランスの確保のために、\(\fbox{(イ)}\)発電が用いられている。また近年では、\(\fbox{(ウ)}\)電池などの電力貯蔵装置の技術が向上している。
 天候の急変時や発電所の故障発生時にも周波数を標準周波数へと回復させるために、\(\fbox{(エ)}\)が確保されている。部分負荷運転中の水力発電機や\(\fbox{(オ)}\)発電機などが\(\fbox{(エ)}\)の対象となる。

 上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

\(\small{\begin{array}{cccc} &(ア)&(イ)&(ウ)&(エ)&(オ)\\ \hline(1)&ベース供給力&流込み式&燃料&運転予備力&原子力\\ \hline(2)&ベース供給力&揚水式&蓄&運転予備力&原子力\\ \hline(3)&ベース供給力&流込み式&燃料&ミドル供給力&火力\\ \hline(4)&太陽光発電&揚水式&燃料&ミドル供給力&火力\\ \hline(5)&太陽光発電&揚水式&蓄&運転予備力&火力\\ \hline\end{array}}\)

解答と解説はこちら

解答

(5)が正しい

解説

 電力の需要は1日の間で大きく変動し、一般に日中に需要が最大となる。一方で、(ア)太陽光発電の大量導入に伴って、日中の発電量が需要を上回る事例も報告されている。需要電力の平準化や、電力の需給バランスの確保のために、(イ)揚水式発電が用いられている。また近年では、(ウ)蓄電池などの電力貯蔵装置の技術が向上している。
 天候の急変時や発電所の故障発生時にも周波数を標準周波数へと回復させるために、(エ)運転予備力が確保されている。部分負荷運転中の水力発電機や(オ)火力発電機などが(エ)運転予備力の対象となる。

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