// google adsence用 電験2種過去問【2019年理論 問8】 | 電気主任技術者のいろは

電験2種過去問【2019年理論 問8】

2022年7月10日

【電子回路】演算増幅器の動作《空所問題》

 次の文章は、演算増幅器を用いた回路に関する記述である。文中の\(\fbox{空所欄}\)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。ただし、演算増幅器は理想的であるとする。
 図の回路において演算増幅器の入力端子間の電圧を\(V_i\)とすると、演算増幅器の電圧増幅度が無限大であるとき\(V_i\)は\(\fbox{(1)}\)となる。これより、抵抗\(R_1\)を流れる電流\(I_1\)は、\(I_1=\fbox{(2)}\)と求められる。演算増幅器の入力端子には電流が流れないことから、抵抗\(R_1\)を流れる電流\(I_1\)と抵抗\(R_2\)を流れる電流\(I_2\)は抵抗\(R_3\)を流れる。その結果、\(R_3\)の両端には大きさが\(\fbox{(3)}\)の電圧が現れる。\(R_1=R_2=R_3=R\)とすると、出力電圧は\(V_{out}=\fbox{(4)}\)となる。この出力電圧より、この回路は\(\fbox{(5)}\)と呼ばれる。

[問8の解答群]

\(\small{\begin{array}{ccc}
(イ)&\displaystyle\frac{V_1}{R_1}&(ロ)&-(V_1+V_2)&(ハ)&1\\
(ニ)&R_3(I_1-I_2)&(ホ)&R_3I_1I_2&(ヘ)&\displaystyle\frac{R_1}{V_1}\\
(ト)&R_3(I_1+I_2)&(チ)&積分回路&(リ)&-V_1V_2\\
(ヌ)&乗算回路&(ル)&\displaystyle\frac{V_1}{R_1+R_3}&(ヲ)&加算回路\\
(ワ)&-(V_1-V_2)&(カ)&無限大&(ヨ)&0\\
\end{array}}\)

解答と解説はこちら

解答

\(\small{\begin{array}{cc}
\hline(1)&(ヨ)&0\\
\hline(2)&(イ)&\displaystyle\frac{V_1}{R_1}\\
\hline(3)&(ト)&R_3(I_1+I_2)\\
\hline(4)&(ロ)&-(V_1+V_2)\\
\hline(5)&(ヲ)&加算回路\\
\hline\end{array}}\)

解説

 図の回路において演算増幅器の入力端子間の電圧を\(V_i\)とすると、演算増幅器の電圧増幅度が無限大であるとき\(V_i\)は\(\fbox{(ヨ)0}\)となる。これより、抵抗\(R_1\)を流れる電流\(I_1\)は、\(I_1=(イ)\displaystyle\frac{V_1}{R_1}\)と求められる。演算増幅器の入力端子には電流が流れないことから、抵抗\(R_1\)を流れる電流\(I_1\)と抵抗\(R_2\)を流れる電流\(I_2\)は抵抗\(R_3\)を流れる。その結果、\(R_3\)の両端には大きさが\((ト)R_3(I_1+I_2)\)の電圧が現れる。\(R_1=R_2=R_3=R\)とすると、出力電圧は\(V_{out}=(ロ)-(V_1+V_2)\)となる。この出力電圧より、この回路は\(\fbox{(ヲ)加算回路}\)と呼ばれる。