電験1種過去問【2021年電力 問4】
【配電】スポットネットワーク方式に関する記述《論説問題》
次の文章は、配電系統のスポットネットワーク方式に関する記述である。文中の【 】、に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。
スポットネットワーク方式は、22kV~33kVの同一変電所から標準3回線の配電線により【(1)】で需要家に電力供給を行う方式である。この方式は、供給信頼度が高く、都市部の高層ビルや大工場などのように極めて高度に集中化した大容量負荷部に適用するもので、その他の配電方式と比べて、電圧低下、【(2)】などが少ないことが特徴として挙げられる。
また、1回線の配電線又はネットワーク変圧器が事故停止しても、残りの変圧器の過負荷運転で最大需要電力を供給できるよう変圧器容量を選定している。ここで、変圧器の過負荷耐量としては、経済性を考慮して少なくとも定格容量の【(3)】倍とすれば、最大負荷状態でも年間数回までであれば各回8時間程度の連続運転により、健全な設備から無停電で供給を継続することができる。
この方式では、ネットワークプロテクタが必要であり、一般的に遮断器、ヒューズ及び保護リレーから構成されており、次の三つの特性をもっている。
- 【(4)】遮断特性
- 【(5)】投入特性
- 過電圧投入特性(差電圧投入特性)
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