解答
(5)
解説
回路の並列部分は、60Ωの抵抗と、20+20+20=60Ωの抵抗からなる。同値の抵抗が並列に接続されているとき、並列部分の合成抵抗はそれぞれの半分となる。すなわち、30Ωである。
回路の合成抵抗値R[Ω]は、
R=30+10+6+4=50[Ω]
この回路に流れる電流I[A]は
I=E/R=100/50=2[A]
直流電源の負極側からみて、D点の電位VD[V]は、
VD=2×4=8[V]
直流電源の負極側からみて、C点の電位VC[V]は、
VC=2×(4+6)=20[V]
直流電源の負極側からみて、C点の電位VC[V]は、
VC=2×(4+6)=20[V]
ここで、回路の並列部分のA-B点側を流れる電流は、並列回路の抵抗値が同値であるので均等に分流する。すなわちA-B点を流れる電流は1[A]である。
したがって、直流電源の負極側からみて、B点の電位VB[V]は、
VB=2×(4+6+10)+1×20=60[V]
直流電源の負極側からみて、A点の電位VA[V]は、
VA=2×(4+6+10)+1×(20+20)=80[V]
題意より、A-D間の電位差VAD[V]は
VAD=VA-VD=80-8=72[V]
また、B-C間の電位差VBC[V]は
VBC=VB-VC=60-20=40[V]
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