// google adsence用 電験3種過去問【2023年(上期)理論 問3】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2023年(上期)理論 問3】

2024年2月17日

【電磁気】磁気回路における磁気抵抗《正誤問題》

 磁気回路における磁気抵抗に関する次の記述のうち、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1.  磁気抵抗は、次の式で表される。
     磁気抵抗=\(\displaystyle\frac{起磁力}{磁束}\)
  2.  磁気抵抗は、磁路の断面積に比例する。
  3.  磁気抵抗は、比透磁率に反比例する。
  4.  磁気抵抗は、磁路の長さに比例する。
  5.  磁気抵抗の単位は、[ H⁻¹ ]である。
解答と解説はこちら

解答

(2)が誤り。

解説

起磁力
\(\displaystyle F=NI\)[A]
N:巻数、I:電流[A])

磁気抵抗
\(\displaystyle R=\frac{l}{\mu S}\)[A/Wb]または[ H⁻¹ ]
μ:透磁率、l:磁路の長さ[m]、S:磁路の断面積[m²])

磁気回路中の磁束
\(\displaystyle \phi=\frac{F}{R}\)[Wb]

(2)磁気抵抗は、磁路の断面積に反比例する。


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