// google adsence用 電験3種過去問【2022年(下期)電力 問13】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2022年(下期)電力 問13】

2024年1月16日

【配電】低圧ネットワーク方式の特徴《正誤問題》

 低圧ネットワーク方式(レギュラーネットワーク方式ともいう)では、給電線である複数の特別高圧配電線路から、ネットワーク変圧器を経て、低圧配電線路に電力が供給される。低圧ネットワーク方式に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1.  一般的に、ネットワーク変圧器二次側に、保護装置としてネットワークプロテクタが設置されており、ネットワーク変圧器一次側の遮断器やヒューズを省略することができる。
  2.  低圧配電線路を格子状に接続したネットワークから、各需要家に供給する。
  3.  給電線のうちの一つに事故が発生すると、他の健全な給電線に供給系統を切り替える間、低圧配電線路が停電する。
  4.  樹枝状配電線路と比較して電圧変動や電力損失を小さくすることができる。
  5.  建設費が高くなるので、大都市のような需要家の多い地域で用いられる。
解答と解説はこちら

解答

(3)が誤り

解説

 低圧ネットワーク方式は、給電線である複数の特別高圧又は高圧配電線路側が1回線停電しても、低圧の需要家側に無停電で供給できる信頼度の高い方式である。

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