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電験3種過去問【2018年法規 問8】

2022年4月24日

【電気設備技術基準の解釈】電動機の過負荷保護装置の施設《空所問題》

 次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく電動機の過負荷保護装置の施設に関する記述である。
 屋内に施設する電動機には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に
\(\fbox{(ア)}\)これを阻止し、又はこれを警報する装置を設けること。ただし、次のいずれかに該当する場合はこの限りでない。

  1.  電動機を運転中、常時、\(\fbox{(イ)}\)が監視できる位置に施設する場合
  2.  電動機の構造上又は負荷の性質上、その電動機の巻線に当該電動機を焼損する過電流を生じるおそれがない場合
  3.  電動機が単相のものであって、その電源側電路に施設する配線用遮断器の定格電流が\(\fbox{(ウ)}\)A以下の場合
  4.  電動機の出力が\(\fbox{(エ)}\)kW以下の場合

 上記の記述中の空白個所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

\(\small{\begin{array}{ccccc}
&(ア)&(イ)&(ウ)&(エ)\\
\hline(1)&自動的に& 取扱者 &20&0.2\\
\hline(2)&遅滞なく& 取扱者 &20&2\\
\hline(3)&自動的に& 取扱者 &30&0.2\\
\hline(4)&遅滞なく& 電気係員&30&2\\
\hline(5)&自動的に& 電気係員&30&0.2\\
\hline\end{array}}\)

解答と解説はこちら

解答 

(1)

解説

【電気設備技術基準の解釈第153条 電動機の過負荷保護装置の施設】

 屋内に施設する電動機には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に\(\fbox{自動的に}\)これを阻止し、又はこれを警報する装置を設けること。ただし、次のいずれかに該当する場合はこの限りでない。

  1.  電動機を運転中、常時、\(\fbox{取扱者}\)が監視できる位置に施設する場合
  2.  電動機の構造上又は負荷の性質上、その電動機の巻線に当該電動機を焼損する過電流を生じるおそれがない場合
  3.  電動機が単相のものであって、その電源側電路に施設する配線用遮断器の定格電流が\(\fbox{20}\)A以下の場合(過電流遮断器にあっては定格電流が15A以下の場合)
  4.  電動機の出力が\(\fbox{0.2}\)kW以下の場合