// google adsence用 電験3種過去問【2015年法規 問8】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2015年法規 問8】

2022年4月24日

【電気設備技術基準の解釈】可燃性ガスにより爆発するおそれがある場所の屋内配線工事例《正誤問題》

 次の文章は、可燃性のガスが漏れ又は滞留し、電気設備が点火源となり爆発するおそれがある場所の屋内配線に関する工事例である。「電気設備技術基準の解釈」に基づき、不適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

(1)金属管工事により施設し、薄鋼電線管を使用した。

(2)金属管工事により施設し、管相互及び管とボックスその他の附属品とを5山以上ねじ合わせて接続する方法により、堅ろうに接続した。

(3)ケーブル工事により施設し、キャブタイヤケーブルを使用した。

(4)ケーブル工事により施設し、MIケーブルを使用した。

(5)電線を電気機械器具に引き込むときは、引込口で電線が損傷するおそれがないようにした。

解答と解説はこちら

解答 

(3)

解説

【電気設備技術基準の解釈 第176条(可燃性ガス等の存在する場所の施設)】

(1)金属管工事により施設し、薄鋼電線管を使用した。正しい

(2)金属管工事により施設し、管相互及び管とボックスその他の附属品とを5山以上ねじ合わせて接続する方法により、堅ろうに接続した。正しい

(3)ケーブル工事により施設し、キャブタイヤケーブルを使用した。不適切
電線は、キャブタイヤケーブル以外のケーブルであること。」とされており、不適切。

(4)ケーブル工事により施設し、MIケーブルを使用した。正しい

(5)電線を電気機械器具に引き込むときは、引込口で電線が損傷するおそれがないようにした。正しい