// google adsence用 電験3種過去問【2023年(上期)電力 問9】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2023年(上期)電力 問9】

2024年1月15日

【送電】コロナ損に関する記述《空所問題》

 次の文章は、コロナ損に関する記述である。
 送電線に高電圧が印加され、 (ア) がある程度以上になると、電線からコロナ放電が発生する。コロナ放電が発生するとコロナ損と呼ばれる電力損失が生じる。コロナ放電の発生を抑えるには、電線の実効的な直径を (イ) するために、 (ウ) する、線間距離を (エ) する、などの対策がとられている。コロナ放電は、気圧が (オ) なるほど起こりやすくなる。

 上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

\(\small{\begin{array}{cccc} &(ア)&(イ)&(ウ)&(エ)&(オ)\\ \hline(1)&電流密度&大きく&単導体化&大きく&低く\\ \hline(2)&電線表面の電界強度&大きく&多導体化&大きく&低く\\ \hline(3)&電流密度&小さく&単導体化&小さく&高く\\ \hline(4)&電線表面の電界強度&小さく&単導体化&大きく&低く\\ \hline(5)&電線表面の電界強度&大きく&多導体化&小さく&高く\\ \hline\end{array}}\)
解答と解説はこちら

解答

(2)が正しい。

解説

電験3種過去問【2019年電力 問10】(コロナ損)と同一問題です。

 送電線に高電圧が印加され、(ア)電線表面の電界強度がある程度以上になると、電線からコロナ放電が発生する。コロナ放電が発生するとコロナ損と呼ばれる電力損失が生じる。コロナ放電の発生を抑えるには、電線の実効的な直径を(イ)大きくするために、(ウ)多導体化する、線間距離を(エ)大きくする、などの対策がとられている。コロナ放電は、気圧が(オ)低くなるほど起こりやすくなる。

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