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電3電力[材料]の出題傾向【過去問クイズ】

2022年4月17日

傾向をつかんで、効率的に学習を進めるために!

2009年~2020年の電験3種【電力】材料分野の出題傾向を分析しました。

まずは、年別の問題傾向一覧をどうぞ!

出題年 出題内容 出題形式
2009年 絶縁材料の劣化現象 【正誤】
2010年 絶縁油の特徴と用途・種類 【空所選択】
2011年 絶縁材料の劣化現象 【正誤】
2012年 銅(導電材料)の特徴と用途・種類 【正誤】
2013年 絶縁材料の種類による特徴 【正誤】
2014年 六ふっ化硫黄(SF6)ガスの特徴 【正誤】
2015年 鉄心材料の特徴と用途・種類 【正誤】
2016年 送電用導体の特徴と用途・種類 【正誤】
2017年 絶縁材料の特徴と用途・種類 【正誤】
2018年 鉄心材料の特徴と用途・種類 【正誤】
2019年 絶縁材料の劣化現象 【正誤】
2020年 絶縁油の特徴と用途・種類 【正誤】

2009年 絶縁材料の劣化現象を問う問題【正誤】
2010年 絶縁油の特徴と用途・種類を問う問題【空所選択】
2011年 絶縁材料の劣化現象を問う問題【正誤】
2012年 銅(導電材料)の特徴と用途・種類を問う問題【正誤】
2013年 絶縁材料の種類による特徴を問う問題【正誤】
2014年 六ふっ化硫黄(SF6)ガスの特徴を問う問題【正誤】
2015年 鉄心材料の特徴と用途・種類を問う問題【正誤】
2016年 送電用導体の特徴と用途・種類を問う問題【正誤】
2017年 絶縁材料の特徴と用途・種類を問う問題【正誤】
2018年 鉄心材料の特徴と用途・種類を問う問題【正誤】
2019年 絶縁材料の劣化現象を問う問題【正誤】
2020年 絶縁油の特徴と用途・種類を問う問題【正誤】

出題傾向は絶縁材料についてが最も多い

出題数は多い順に、絶縁材料(8問)、鉄心材料(2問)、導電材料(2問)となりました。

絶縁材料カテゴリでは絶縁物の劣化について問われる可能性が高い

頻出の絶縁材料の内容を更に分析してみました。

絶縁物の劣化についての知識を直接問う問題(3問)が最も多く、続いて、絶縁物の特徴や種類について問うもの(2問)、絶縁油について問うもの(2問)、六ふっ化硫黄ガスについて問うもの(1問)と続きました。

絶縁物の種類特徴について問う問題に関しても、出題の中で絶縁物の劣化についての記述が多くありました。

絶縁物に関しての特徴や、用途などを一般的なレベルで学習し、特に絶縁物の劣化に関しては要因やメカニズムまで含めて詳しく学習しておくと効率的です。

鉄心材料や導電材料はどのような傾向か

絶縁材料以外の出題がされたとすれば、鉄心材料や導電材料に関して問われています。

鉄心材料に関しては、基本的なポイントを押さえておけば「誤り」を見つけることができます。

導電材料に関しては、特殊な傾向となっています。傾向学習よりも、他の分野からの知識を総動員して回答を導くことになります。

出題形式は正誤を問うものがほとんど

過去10年では、全て正誤を問う問題形式となっています。過去12年まで振り返ると、空所選択形式の設問が1問のみありました。

正誤形式の設問では、「誤り」を問われますので、各材料において、ポイントを押さえておくことが重要です。

設問中の「正しい」選択肢は、一歩踏み込んだ内容が示されていることも多いため、知らないことも多く、正誤の判断に悩むことも多いと思います。

「誤り」ポイント(特徴的な要素であり、変化球は少ない)をしっかり見極める力を蓄えることが重要となります。

材料に関する過去問題

ランダムに10問挑戦できます!

【2018電3電14】鉄心材料のヒステリシス損は、ヒステリシス曲線が囲む面積と交番磁界の周波数に比例する。
【2013電3電14】六ふっ化硫黄(SF6)ガスは、空気と比べて絶縁耐力が高いが、一方で地球温暖化に及ぼす影響が大きいという問題点がある。
【2020電3電14】電力用設備の絶縁油には、一般に古くから鉱油系絶縁油が使用されているが、難燃性や低損失性など、より優れた特性が要求される場合には合成絶縁油が採用されている。また、環境への配慮から植物性絶縁油の採用も進められている。
【2020電3電14】絶縁油では、不純物や水分などが含まれることにより絶縁性能が大きく影響を受け、部分放電の発生によって分解ガスが生じる場合がある。このため、電力用設備から採油した絶縁油の水分量測定やガス分析等を行うことにより、絶縁油の劣化状態や電力用設備の異常を検知することができる。
【2016電3電14】鋼心アルミより線は、中心に亜鉛めっき鋼より線、その周囲に軟アルミ線をより合わせた電線であり、アルミの軽量かつ高い導電性と、鋼の強い引張強さとをもつ代表的な架空送電線である。
【2016電3電14】導体には、一般に銅やアルミニウム又はそれらの合金が用いられ、それらの導体の導電率は、温度や不純物成分、加工条件、熱処理条件などによって異なり、標準軟銅の導電率を100%として比較した百分率で表される。
【2018電3電14】鉄は、けい素含有量の増加に伴って飽和磁束密度及び保磁力が減少し、透磁率及び電気抵抗が増加する傾向がある。そのため、けい素鋼板は交流用途の鉄心材料に広く使用されているが、けい素含有量の増加に伴って加工性や機械的強度が低下するという性質もある。
【2018電3電14】厚さの薄い鉄心材料を積層した積層鉄心は、積層した鉄心材料間で電流が流れないように鉄心材料の表面に絶縁被膜が施されており、鉄心材料の積層方向(厚さ方向)と磁束方向とが同一方向となるときに顕著な渦電流損の低減効果が得られる。
【2009電3電14】部分放電劣化は、固体絶縁体外表面のみに発生する。
【2014電3電14】六ふっ化硫黄(SF6)ガスは無色、無臭であるが、化学的な安定性に欠ける。
材料に関する過去問題
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