電験3種過去問【2019年電力 問9】

2021年3月22日

【送電】架空送電線路の構成部品に関する記述《正誤問題》

 架空送電線路の構成部品に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

(1)鋼心アルミより線は、アルミ線を使用することで質量を小さくし、これによる強度の不足を、鋼心を用いることで補ったものである。

(2)電線の微風振動やギャロッピングを抑制するために、電線にダンパを取り付け、振動エネルギーを吸収する方法がとられる。

(3)がいしは、電線と鉄塔などの支持物との間を絶縁するために使用する。雷撃などの異常電圧による絶縁破壊は、がいし内部で起こるように設計されている。

(4)送電線やがいしを雷撃などの異常電圧から保護するための設備に架空地線がある。架空地線には、光ファイバを内蔵し電力用通信線として使用されるものもある。

(5)架空送電線におけるねん架とは、送電線各相の作用インダクタンスと作用静電容量を平衡させるために行われるもので、ジャンパ線を用いて電線の配置を入れ替えることができる。

解答と解説はこちら

解答 

(3)

解説

がいしの絶縁破壊はがいし表面で起こる。よって、(3)は誤りである。

がいしは、電線と鉄塔などの支持物との間を絶縁するために使用するが、雷撃などの異常電圧による絶縁破壊は、(誤)がいし内部で⇒(正)アーキングホーンで起こるように設計されている。