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電験2種過去問【2022年法規 問5】

2023年1月26日

【電気設備技術基準の解釈】電気設備又は電路の接地《空所問題》

 次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく、電気設備の接地及び保安上又は機能上必要な場合における電路の接地に関する記述である。文中の\(\fbox{空所欄}\)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。

  1.  電路の保護装置の確実な動作の確保、異常電圧の抑制又は対地電圧の低下を図るために必要な場合は、他の解釈の規定による場合のほか、次に掲げる場所に接地を施すことができる。
    1.  電路の中性点(使用電圧が、300V以下の電路において中性点に設置を施し難いときは、電路の\(\fbox{(1)}\))
    2.  特別高圧の直流電路
    3.  \(\fbox{(2)}\)の電路又はこれに接続する直流電路
  1.  
  2.  変圧器の安定巻線若しくは遊休巻線又は電圧調整器の内臓巻線を異常電圧から保護するために必要な場合は、その巻線に接地を施すことができる。この場合の接地工事は、\(\fbox{(3)}\)種接地工事によること。
  3.  需要場所の引込口付近において、地中に埋設されている建物の鉄骨であって、大地との間の電気抵抗値が3Ω以下の値を保っているものがある場合は、これを接地極に使用して、B種接地工事を施した低圧電線路の中性線又は接地側電線に、高圧又は特別高圧と低圧との混触による危険防止のために施す接地に\(\fbox{(4)}\)接地工事を施すことができる。
  4.  電子機器に接続する使用電圧が\(\fbox{(5)}\)V以下の電路、その他機能上必要な場所において、電路に接地を施すことにより、感電、火災その他の危険を生じることのない場合には、電路に接地を施すことができる。
[問5の解答群]
\(\small{\begin{array}{ccc}
(イ)&150&(ロ)&ナトリウム硫黄電池&(ハ)&D\\
(ニ)&C&(ホ)&一端子&(ヘ)&300\\
(ト)&60&(チ)&ガード&(リ)&加えて\\
(ヌ)&燃料電池&(ル)&関わらず&(ヲ)&接地側\\
(ワ)&代えて&(カ)&太陽電池&(ヨ)&A\\
\end{array}}\)
解答と解説はこちら

解答

\(\small{\begin{array}{cc}
\hline(1)&(ホ)&一端子\\
\hline(2)&(ヌ)&燃料電池\\
\hline(3)&(ヨ)&A\\
\hline(4)&(リ)&加えて\\
\hline(5)&(イ)&150\\
\hline\end{array}}\)

解説

電気設備技術基準の解釈 第19条【保安上又は機能上必要な場合における電路の接地】より引用

  1.  電路の保護装置の確実な動作の確保、異常電圧の抑制又は対地電圧の低下を図るために必要な場合は、他の解釈の規定による場合のほか、次に掲げる場所に接地を施すことができる。
    1.  電路の中性点(使用電圧が、300V以下の電路において中性点に設置を施し難いときは、電路の\(\fbox{(ホ)一端子}\)
    2.  特別高圧の直流電路
    3.  \(\fbox{(ヌ)燃料電池}\)の電路又はこれに接続する直流電路
  1.  
  2.  変圧器の安定巻線若しくは遊休巻線又は電圧調整器の内臓巻線を異常電圧から保護するために必要な場合は、その巻線に接地を施すことができる。この場合の接地工事は、\(\fbox{(ヨ)A}\)種接地工事によること。
  3.  需要場所の引込口付近において、地中に埋設されている建物の鉄骨であって、大地との間の電気抵抗値が3Ω以下の値を保っているものがある場合は、これを接地極に使用して、B種接地工事を施した低圧電線路の中性線又は接地側電線に、高圧又は特別高圧と低圧との混触による危険防止のために施す接地に\(\fbox{(リ)加えて}\)接地工事を施すことができる。
  4.  電子機器に接続する使用電圧が\(\fbox{(イ)150}\)V以下の電路、その他機能上必要な場所において、電路に接地を施すことにより、感電、火災その他の危険を生じることのない場合には、電路に接地を施すことができる。
  1.  

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