電験2種過去問【2019年理論 問6】
【電気回路】直流回路に流れる電流の計算《空所問題》
次の文章は、直流電源と抵抗からなる回路の電流に関する記述である。文中の\fbox{空所欄}に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。
図の抵抗回路の閉路電流I_1,I_2,I_3は、閉路方程式を解いて求めることができるが、以下の手順で求めることもできる。
- I_3は、R_4の両端の電位差に注意すると、 I_3=\fbox{(1)}。
- R_3での電圧降下V_3の式は、
\displaystyle V_3=\frac{1}{R_1+\frac{R_2R_3}{R_2+R_3}}\times\fbox{(2)}\times E
となる。 - I_1,I_2,I_3を使うと、
E-V_3=R_1( \fbox{(3)} )
V_3=R_2( \fbox{(4)} )
である。
以上を利用すれば、
\displaystyle I_1=E\left(\frac{1}{R_4}+\frac{R_2+R_3}{R_1R_2+R_2R_3+R_3R_1}\right)
I_2=\fbox{(5)}
が得られる。
[問6の解答群]
\small{\begin{array}{ccc} (イ)&\displaystyle E\left(-\frac{1}{R_4}-\frac{R_3}{R_1R_2+R_2R_3+R_3R_1}\right)&(ロ)&I_1-I_3&(ハ)&-I_2-I_3\\ (ニ)&\displaystyle\frac{R_1R_2}{R_1+R_2}&(ホ)&I_3+I_1&(ヘ)&\displaystyle\frac{R_2R_3}{R_2+R_3}\\ (ト)&\displaystyle E\left(-\frac{R_3}{R_1R_2+R_2R_3+R_3R_1}\right)&(チ)&\displaystyle\frac{R_2R_4}{R_2+R_4}&(リ)&\displaystyle\frac{E}{R_1+R_2+R_4}\\ (ヌ)&I_2&(ル)&\displaystyle\frac{E}{R_1+R_2}&(ヲ)&I_3-I_1\\ (ワ)&\displaystyle E\left(\frac{1}{R_4}-\frac{R_3}{R_1R_2+R_2R_3+R_3R_1}\right)&(カ)&\displaystyle\frac{E}{R_4}&(ヨ)&I_1\\ \end{array}}
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