// google adsence用 電験3種過去問【2022年(下期)電力 問5】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2022年(下期)電力 問5】

2024年1月16日

【新エネルギー発電】各種発電方式の特徴《正誤問題》

 各種発電に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1.  太陽光発電は、太陽電池によって直流の電力を発生させる。需要地点で発電が可能、発生電力の変動が大きい、などの特徴がある。
  2.  地熱発電は、地下から取り出した蒸気または熱水の気化で発生させた蒸気によってタービンを回転させる発電方式である。発電に適した地熱資源を見つけるために、適地調査に多額の費用と長い期間がかかる。
  3.  バイオマス発電は、植物などの有機物から得られる燃料を利用した発電方式である。さとうきびから得られるエタノールや、家畜の糞から得れるメタンガスなどが燃料として用いられている。
  4.  風力発電は、風のエネルギーによって風車で発電機を駆動し発電を行う。プロペラ型風車は羽根の角度により回転速度の制御が可能である。設定値を超える強風時には羽根の面を風向きに平行になるように制御し、ブレーキ装置によって風車を停止させる。
  5.  燃料電池発電は、水素と酸素との化学反応を利用して直流の電力を発生させる。発電に伴って発生する熱を給湯などに利用できるが、発電時の振動や騒音が大きい。
解答と解説はこちら

解答

(5)が誤り

解説

 燃料電池発電は、水素と酸素との化学反応を利用して直流の電力を発生させる。可動部が少ないため、発電時の振動や騒音は少ない。

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