解答
(2)
解説
電線の水平張力T[N]は次式で求められる。ここで、Sは電線の径間[m]、Dは電線の弛み[m]、Wは電線1mあたりの自重[N/m]。
\( \displaystyle T=\frac{WS^2}{8D}\)
題意より、支持点間が180m、たるみが3.0mのときの水平張力をT180[N]とすると、
\( \displaystyle T_{180}=\frac{W \times 180^2}{8 \times 3}\)
\( \displaystyle W=\frac{24}{180^2} \times T_{180}\) …(1)
支持点間が200m、たるみが4.0mのときの水平張力をT200[N]とすると、
\( \displaystyle T_{200}=\frac{W \times 200^2}{8 \times 4}\)
\( \displaystyle W=\frac{32}{200^2} \times T_{200}\) …(2)
上式(1)と(2)をWについて整理すると、
\( \displaystyle \frac{24}{180^2}\times T_{180}=\frac{32}{200^2} \times T_{200}\)
\( \displaystyle T_{200}= \frac{24 \times200^2}{32 \times180^2} \times T_{180}=0.926\times T_{180}\)
すなわち、支持点間を200mにしたときの水平張力T200[N]は、もとの水平張力T180[N]の0.926倍(92.6%)となる。
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