電験2種過去問【2019年理論 問8】
【電子回路】演算増幅器の動作《空所問題》
次の文章は、演算増幅器を用いた回路に関する記述である。文中の\fbox{空所欄}に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。ただし、演算増幅器は理想的であるとする。
図の回路において演算増幅器の入力端子間の電圧をV_iとすると、演算増幅器の電圧増幅度が無限大であるときV_iは\fbox{(1)}となる。これより、抵抗R_1を流れる電流I_1は、I_1=\fbox{(2)}と求められる。演算増幅器の入力端子には電流が流れないことから、抵抗R_1を流れる電流I_1と抵抗R_2を流れる電流I_2は抵抗R_3を流れる。その結果、R_3の両端には大きさが\fbox{(3)}の電圧が現れる。R_1=R_2=R_3=Rとすると、出力電圧はV_{out}=\fbox{(4)}となる。この出力電圧より、この回路は\fbox{(5)}と呼ばれる。
[問8の解答群]
\small{\begin{array}{ccc} (イ)&\displaystyle\frac{V_1}{R_1}&(ロ)&-(V_1+V_2)&(ハ)&1\\ (ニ)&R_3(I_1-I_2)&(ホ)&R_3I_1I_2&(ヘ)&\displaystyle\frac{R_1}{V_1}\\ (ト)&R_3(I_1+I_2)&(チ)&積分回路&(リ)&-V_1V_2\\ (ヌ)&乗算回路&(ル)&\displaystyle\frac{V_1}{R_1+R_3}&(ヲ)&加算回路\\ (ワ)&-(V_1-V_2)&(カ)&無限大&(ヨ)&0\\ \end{array}}
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