電験2種過去問【2017年機械 問2】
【保護機器】電力用避雷器《空所問題》
次の文章は、電力用避雷器に関する記述である。文中の\fbox{空所欄}に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。
避雷器は、雷、回路の開閉などに起因するサージ電圧がある値を超えたときに、サージ電圧を抑制して電力設備の絶縁破壊事故を防ぐものである。避雷器に非直線の電圧ー電流特性を持つ\fbox{(1)}を組み込むことで、サージ電圧抑制後の通常電圧による続流を遮断して系統をもとの状態に復帰させる。
発変電所ではギャップレス避雷器を用いることが主流であるが、配電用や直流電気鉄道の電線路のがいし保護に用いられる避雷器では、万一\fbox{(1)}が\fbox{(2)}状態になっても送電が可能なように、直列ギャップ付き避雷器も多く使用されている。
避雷器規格では、避雷器の保護性能を評価するために、8/20μsの\fbox{ (3)}電流が公称\fbox{ (4)}として定められている。この電流が流れるときの避雷器の両端子間に発生する電圧を\fbox{(5)}といい、値はその避雷器が保護する機器や設備の耐電圧レベルよりも低くなければならない。
[問2の解答群]
\small{\begin{array}{ccc} (イ)&誘導雷&(ロ)&動作開始電圧&(ハ)&短絡\\ (ニ)&保護電圧&(ホ)&制限電圧&(ヘ)&PbO_2素子\\ (ト)&ZnO素子&(チ)&高抵抗&(リ)&通電電流\\ (ヌ)&解放&(ル)&TiO_2素子&(ヲ)&放流電流\\ (ワ)&開閉サージ&(カ)&雷インパルス&(ヨ)&放電電流\\ \end{array}}
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません