電験2種過去問【2019年機械 問4】
【電気化学】鉛蓄電池の化学反応《空所問題》
次の文章は、自動車用バッテリーなどに用いられている鉛蓄電池に関する記述である。文中の\fbox{空所欄}に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。
鉛蓄電池は正極活物質に二酸化鉛、負極活物質に鉛、電解質に硫酸水溶液を用い、電極反応は以下の式で表される。
(正極)PbO2+3H++HSO4–+2e–⇄\fbox{(1)}+2H2O
(負極)Pb+HSO4–⇄\fbox{(1)}+H++2e–
電解質の濃度は満充電時に約30%である。放電するのに伴って濃度は\fbox{(2)}。正極活物質の鉛の価数は\fbox{(3)}である。電気量200A・hの放電で反応する正極活物質の量は\fbox{(4)}の法則から、\fbox{(5)}gである。なお、二酸化鉛のモル質量を239.2g/mol、電気素量を1.602×10-19C、アボガドロ定数を6.022×1023mol-1とする。
[問4の解答群]
\small{\begin{array}{ccc} (イ)&Pb_2SO_4&(ロ)&2&(ハ)&0\\ (ニ)&フレミング&(ホ)&変わらない&(ヘ)&1785\\ (ト)&質量作用&(チ)&4&(リ)&892.6\\ (ヌ)&低くなる&(ル)&PbSO_3&(ヲ)&高くなる\\ (ワ)&446.3&(カ)&PbSO_4&(ヨ)&ファラデー\\ \end{array}}
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