電験2種過去問【2021年理論 問7】
【電子回路】LEDの点灯回路の解析《空所問題》
次の文章は、発光ダイオード(LED)の点灯回路に関する記述である。文中の\(\fbox{空白個所}\)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。ただし、LEDの明るさはLEDを流れる電流に比例するとする。
点灯時のLEDの順方向電圧\(\displaystyle V_D\)はほぼ一定値となる。このため点灯時のLEDの解析は、LEDを図1にように大きさ\(\displaystyle V_D\)の直流電圧源で置き換えて考えると簡略化できる。
まず、図2の回路を用いてLEDを点灯させた。LEDに直列に接続する抵抗Rの役割は\(\fbox{(1)}\)である。LEDを流れる電流はLEDを直流電圧源\(\displaystyle V_D\)に置き換えることで\(\fbox{(2)}\)と求められる。
次に、2個のLEDを点灯させるために図3及び図4の回路を作製した。このとき図3及び図4で用いた全てのLEDの特性は等しく、\(\displaystyle V_D\)は全て2Vとする。図3の\(\displaystyle V_{in}\)が5Vであるとき図3のLEDを流れる電流を50mAとするためには図3の抵抗Rを\(\fbox{(3)}\)Ωとすればよい。図3と図4の抵抗Rを\(\fbox{(3)}\)Ωとし、図3と図4の全てのLEDの明るさが等しくなるように図4の\(\displaystyle V_{in}\)を調整した。このとき図4の回路の消費電力は\(\fbox{(4)}\)mWである。
図3及び図4の2個のLEDのうち片方のLEDが破損し断線したときにも、もう一方のLEDが点灯し続けるのは\(\fbox{(5)}\)である。
[問7の解答群]
(イ)\(\displaystyle 300\) (ロ)\(\displaystyle 500\) (ハ)\(\displaystyle LEDの破損防止\)
(ニ)\(\displaystyle 250\) (ホ)\(\displaystyle 図3\) (ヘ)\(\displaystyle 60\)
(ト)\(\displaystyle 20\) (チ)\(\displaystyle \frac{V_{in}+V_D}{R}\) (リ)\(\displaystyle 図3と図4の両方\)
(ヌ)\(\displaystyle 50\) (ル)\(\displaystyle LEDの保温\) (ヲ)\(\displaystyle LEDの明るさの向上\)
(ワ)\(\displaystyle \frac{V_{in}}{R}\) (カ)\(\displaystyle 図4\) (ヨ)\(\displaystyle \frac{V_{in}-V_D}{R}\)
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