// google adsence用 電験3種過去問【2020年法規 問5】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2020年法規 問5】

2022年4月24日

電気設備技術基準の解釈】地中電線路に関する記述《空所問題》

 「電気設備技術基準の解釈」に基づく地中電線路の施設に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

(1)地中電線路を管路式により施設する際、電線を収める管は、これに加わる車両その他の重量物の圧力に耐えるものとした。

(2)高圧地中電線路を公道の下に管路式により施設する際、地中電線路の物件の名称、管理者名および許容電流を2mの間隔で表示した。

(3)地中電線路を暗きょ式により施設する際、暗きょは、車両その他の重量物の圧力に耐えるものとした。

(4)地中電線路を暗きょ式により施設する際、地中電線に耐燃措置を施した。

(5)地中電線路を直接埋設式により施設する際、車両の圧力を受けるおそれがある場所であるため、地中電線の埋設深さを1.5mとし、堅ろうなトラフに収めた。

解答と解説はこちら

解答 

(2)

解説

【電気設備技術基準の解釈第120条(地中電線路の施設)】

(2)高圧地中電線路を公道の下に管路式により施設する際、地中電線路の物件の名称、管理者名および電圧を2mの間隔で表示した。が正しい。許容電流ではなく電圧を表示するように求められている

(5)地中電線路を直接埋設式により施設する際、車両の圧力を受けるおそれがある場所であるため、地中電線の埋設深さを1.5mとし、堅ろうなトラフに収めた。

直接埋設式の場合

地中電線の埋設深さは、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所においては1.2m以上、その他の場所においては0.6m以上であること。 ~中略~ 地中電線を、堅ろうなトラフその他の防護物に収めること。