// google adsence用 電験3種過去問【2020年法規 問4】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2020年法規 問4】

2022年4月24日

電気設備技術基準】架空電線路からの誘導作用に関する記述《空所問題》

 次の文章は、「電気設備技術基準」に基づく架空電線路からの静電誘導作用又は電磁誘導作用による感電防止に関する記述である。

  1. 特別高圧の架空電線路は、【(ア)】誘導作用により弱電流電線路(電力保安通信設備を除く。)を通じて【(イ)】に危害を及ぼすおそれがないように施設しなければならない。
  2. 特別高圧の架空電線路は、通常の使用状態において、【(ウ)】誘導作用により人による感知のおそれがないよう、地表上1mにおける電界強度が【(エ)】kV/m以下になるように施設しなければならない。ただし、田畑、山林その他の人の往来が少ない場所において、【(イ)】に危害を及ぼすおそれがないように施設する場合は、この限りでない。

 上記の記述中の空白個所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  (ア) (イ) (ウ) (エ)
(1) 電磁 人体 静電 3
(2) 静電 人体 電磁 3
(3) 静電 人体 電磁 5
(4) 静電 取扱者 電磁 5
(5) 電磁 取扱者 静電 3

解答と解説はこちら

解答 

(1)

解説

  1. 特別高圧の架空電線路は、(ア)電磁誘導作用により弱電流電線路(電力保安通信設備を除く。)を通じて(イ)人体に危害を及ぼすおそれがないように施設しなければならない。
  2. 特別高圧の架空電線路は、通常の使用状態において、(ウ)静電誘導作用により人による感知のおそれがないよう、地表上1mにおける電界強度が(エ)3kV/m以下になるように施設しなければならない。ただし、田畑、山林その他の人の往来が少ない場所において、(イ)人体に危害を及ぼすおそれがないように施設する場合は、この限りでない。

【電気設備技術基準第二十七条(架空電線路からの静電誘導作用又は電磁誘導作用による感電の防止)】