電験3種過去問【2022年(下期)電力 問6】 2023年4月3日2024年1月16日 【変電所】変圧器の百分率リアクタンス算出《計算問題》 定格値が一次電圧66kV、二次電圧6.6kV、容量30MV・Aの三相変圧器がある。一次側に換算した漏れリアクタンスの値が14.5Ωのとき、百分率リアクタンスの値[%]として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。 \small{\begin{array}{cccc} &(1) 3.3 &(2) 5.8 &(3) 10.0 &(4) 17.2 &(5) 30.0 \\ \end{array}} 解答と解説はこちら 解答 (3)が正しい 解説 百分率インピーダンス\%Z[%]は以下で与えられる。ここで、基準インピーダンスZ_B[Ω]、基準容量P_B[MVA]、基準電圧V_B[kV]である。 \displaystyle \%Z=\frac{P_BZ_B}{V_B^2}\times100[%] 一次側に換算した漏れリアクタンスX_1=14.5[Ω]、基準容量P_B=30[MVA]、基準電圧(一次側電圧)V_B=66[kV]とすると、求める百分率リアクタンス%Xは \displaystyle \%X=\frac{P_BX_1}{V_B^2}\times100 \displaystyle =\frac{30\times14.5}{66^2}\times100 \displaystyle =9.986[%] 百分率リアクタンス%X≒10.0%である。 <<前問 次問>> 電験3種の過去問一覧 【まとめ】電験記事一覧 電験3種過去問電力過去問, 電験3種, 電力, 変電所, 下期, 2022年Posted by ちゅん
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