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電験2種過去問【2022年法規 問3】

2023年1月26日

【電気設備技術基準の解釈】特別高圧屋内配線の施設《空所問題》

 次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく特別高圧屋内配線の施設に関する記述である。文中の\fbox{空所欄}に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。

  1.  特別高圧屋内配線は、電気集じん装置等を施設する場合を除き、次によること。
    • 使用電圧は、\fbox{(1)}V以下であること。
    • 電線は、ケーブルであること。
    • ケーブルは、鉄製又は鉄筋コンクリート製の管、ダクトその他の堅ろうな防護装置に収めて施設すること。
    • 管その他のケーブルを収める防護装置の金属部分、金属製の電線接続箱及びケーブルの被覆に使用する金属体には、\fbox{(2)}接地工事を施すこと。ただし、\fbox{(3)}防護装置(金属製のものであって、防護装置を施す設備と電気的に接続するおそれがあるもので防護する方法を除く。)を施す場合は、D種接地工事によることができる。
    • 危険のおそれがないように施設すること。
  2.  特別高圧屋内配線が、低圧屋内電線、管灯回路の配線、高圧屋内配線、弱電流電線等又は水管、ガス管若しくはこれらに類するものと接近又は交差する場合は、次によること。
    • 特別高圧屋内配線と低圧屋内配線、管灯回路の配線又は高圧屋内電線との離隔距離は、\fbox{(4)}cm以上であること。ただし、相互の間に堅ろうな\fbox{(5)}の隔壁を設ける場合は、この限りでない。
    • 特別高圧屋内配線と弱電流電線等又は水管、ガス管若しくはこれらに類するものとは、接触しないように施設すること。
[問3の解答群]
\small{\begin{array}{ccc} (イ)&50000&(ロ)&耐火性&(ハ)&100000\\ (ニ)&C種 &(ホ)&500000&(ヘ)&地絡 \\ (ト)&120 &(チ)&脱落  &(リ)&B種\\ (ヌ)&60 &(ル)&絶縁物 &(ヲ)&金属製\\ (ワ)&30 &(カ)&A種  &(ヨ)&接触 \\ \end{array}}
解答と解説はこちら

解答

\small{\begin{array}{cc} \hline(1)&(ハ)&100000\\ \hline(2)&(カ)&A種 \\ \hline(3)&(ヨ)&接触 \\ \hline(4)&(ヌ)&60  \\ \hline(5)&(ロ)&耐火性\\ \hline\end{array}}

解説

  1.  特別高圧屋内配線は、電気集じん装置等を施設する場合を除き、次によること。
    【電気設備技術基準の解釈 第169条(特別高圧配線の施設)】
    • 使用電圧は、\fbox{(ハ)100000}V以下であること。
    • 電線は、ケーブルであること。
    • ケーブルは、鉄製又は鉄筋コンクリート製の管、ダクトその他の堅ろうな防護装置に収めて施設すること。
    • 管その他のケーブルを収める防護装置の金属部分、金属製の電線接続箱及びケーブルの被覆に使用する金属体には、\fbox{(カ)A種}接地工事を施すこと。ただし、\fbox{(ヨ)接触}防護装置(金属製のものであって、防護装置を施す設備と電気的に接続するおそれがあるもので防護する方法を除く。)を施す場合は、D種接地工事によることができる。
    • 危険のおそれがないように施設すること。
  2.  特別高圧屋内配線が、低圧屋内電線、管灯回路の配線、高圧屋内配線、弱電流電線等又は水管、ガス管若しくはこれらに類するものと接近又は交差する場合は、次によること。
    【電気設備技術基準の解釈 第169条(特別高圧配線の施設)】
    • 特別高圧屋内配線と低圧屋内配線、管灯回路の配線又は高圧屋内電線との離隔距離は、\fbox{(ヌ)60}cm以上であること。ただし、相互の間に堅ろうな\fbox{(ロ)耐火性}の隔壁を設ける場合は、この限りでない。
    • 特別高圧屋内配線と弱電流電線等又は水管、ガス管若しくはこれらに類するものとは、接触しないように施設すること。

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