電験2種過去問【2017年電力 問7】
【送電】電圧安定性と負荷の電圧特性《空所問題》
次の文章は、電圧安定性と負荷の電圧特性に関する記述である。文中の\(\fbox{空所欄}\)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。
電圧安定性は負荷の様相に大きく依存する。電圧に対する負荷特性は、定電力特性、定電流特性、定インピーダンス特性の三つに分類され、白熱灯や電熱器の負荷は\(\fbox{(1)}\)特性を示す。電圧安定性は、負荷全体に対する定電力負荷の割合が\(\fbox{(2)}\)場合に厳しくなる。
電圧安定性を表す特性として負荷の有効電力Pと負荷端の電圧Vの関係を表したP-V曲線が一般に用いられ、その形からノーズカーブともいわれる。下図は、負荷が定電力特性である場合の電圧安定性を示したものであり、安定な運用点は\(\fbox{(3)}\)である。
電力需要が増加していくと電圧安定性が低下するおそれがあるが、負荷端に\(\fbox{(4)}\)を投入することで、P-V曲線の限界点が\(\fbox{(5)}\)方向に移動し、電圧の安定性を維持できる。
[問7の解答群]
\(\small{\begin{array}{ccc}
(イ)&定インピーダンス&(ロ)&C点 &(ハ)&右上 \\
(ニ)&コンデンサ &(ホ)&大きい &(ヘ)&右 \\
(ト)&A点 &(チ)&B点 &(リ)&定電力\\
(ヌ)&小さい &(ル)&リアクトル&(ヲ)&左下 \\
(ワ)&ゼロの &(カ)&定電流 &(ヨ)&左 \\
\end{array}}\)
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