電験1種過去問【2014年電力管理 問5】 2014年12月1日2024年8月18日 【配電】配電線路の電力損失、コンデンサによる補償計算《計算問題》 図に示すように、こう長 6 km、電圧 6.6 kV の三相3線式配電線があり、需要家の分散型電源が平等かつ連続的に分布して電力を供給しているものとする。この配電線の1地点にコンデンサを接続して、配電線損失電力を減らすことを考える。このとき、次の問に答えよ。ただし、分散型電源は、電流密度が 30 A/km 、分散型電源側からみて進み力率 95 % の定電流源とする。また、配電線各地点の電圧位相の差は無視できるものとする。 解答と解説はこちら 解答 公式標準解答 (1) コンデンサの電流は無効分のみなので,分散型電源の電流も無効分だけを考えればよい。また,配電線各地点の電圧位相の差を無視すると,配電線電流の無効分は,各地点の分散型電源及びコンデンサの電流の無効分それぞれを,配電線の末端から累計したものになる。 解説 (2)L=12rIC(74.95-IC)×10⁻³ L’=12r(74.95-2IC)×10⁻³ L’=0のとき二次関数 L は最大となる。 配電線の電力損失に関する問題です。類題は多いですが、一種の問題なのでひねりが効いてます。類題は解けるようにしておきたいところです。 難易度3(★★★☆☆) 追加学習は配電の学習帳で <<前問 次問>> 電験1種の過去問一覧 電験記事一覧へもどる 電験1種過去問過去問, 電験1種, 電力・管理, 配電, 2014年Posted by ちゅん
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