// google adsence用 初心者キャンパーの初結露!備北オートビレッジでキャンプ(備北丘陵公園) | 電気主任技術者のいろは

初心者キャンパーの初結露!備北オートビレッジでキャンプ(備北丘陵公園)

2018年9月29日

広島県庄原市の国立備北丘陵公園内にあるキャンプ場、備北オートビレッジに行ってきました。先週に続き、自力キャンプ2回目、今シーズン4回目の初心者キャンプの様子です。

先週に初めての自力キャンプを成し遂げ、今シーズンもう1回はキャンプに行きたいねという話になり、早速キャンプ場を予約。2週続けてのキャンプに行くこととなりました。すっかりキャンプにはまってしまったようです。

思いつきで目的地を変更

岡山県岡山市北区のたけべの森キャンプ場に行く予定でしたが、予約日の天気が悪いということで、急遽天気のよい1日前倒しでの工程に変更することに。

日程変更する際に、他キャンプ場を確認してみると、評判がよいと話に聞いていた備北オートビレッジに空きがあるということで、今回はそちらに向かうこととなりました。

いそいそと準備を始め、10時ごろ自宅を出発。キャンプサイトでの積み下ろしのことを考えながら荷積み。前回よりは上手く積めたとおもいます。

途中で食材の買出しをしながら結局高速に乗ったのが11時頃。

ナビのすけの暴走

グーグルマップで事前に確認すると、山陽道~尾道道経由中国道で行くというルートもあるようですが、ナビのすけに従い、岡山道経由中国自動車道ルートで行くも、失敗だったことに帰路気づかされます。

備北オートビレッジは入口に注意

備北オートビレッジは国立備北丘陵公園内にあり、この公園に入るには入園料がかかります。そのためキャンプに訪れる人は専用のゲートから入園することになります。そうしないと二重に入園料を徴収されることになります。

当日予約だったため、ゲートのインターフォンを押し「今日予約した○○です」と呼びかけると、ゲートを空けてもらえました。そのまま受付のために管理センターへ向かいます。

建物の中はきれいなロビーになっていました。

当日予約のため、必要事項を記入し受付をすませるも…

13:30に着いたので、そのまま入らせてくれるかなと思ったのだけど、にきっちり14時からでないと入れないとのこと。

そうです、国立公園は規則に厳しかったのです!

まずは禁止物の多さ、事前に調べておかないのが悪いのですが、この中でスケートとホッピング両方とも無駄な荷物として持ってきてしましました。

キャンプサイトに30分差ではいれなかったため、丘陵公園内の遊具がある箇所へ移動します。キャンプ場内と丘陵公園は専用ゲートでつながっていて、キャンプ場利用者は翌日12時まで自由に行き来できます。ゲートは当日有効の暗証番号を教えてもらえるので、その番号で通過可能。時間内であれば外との出入りも自由です。

備北丘陵公園で遊ぶ

この丘陵公園がやたらに広い!本当に広い!車で移動しなければなりません。貸自転車もありますが、子供連れでは利用できそうにない。子供があるていど大きければ、自転車を持ち込んで公園内をサイクリングするというのはとても楽しいと思います。

まずは第3駐車場の一番近くにある遊具があるきゅうの森に向かいました。

駐車場から徒歩1分。ふわふわ風船の上でしばらくは大はしゃぎ。

一部使用不可の箇所もあったものの、落とし穴にはまったり…

崖をロープで上ったり

末っ子も兄姉に負けじと頑張ります

狙ったり

へばりついたり

一通り飛び跳ねて…

僕はテント設営に向かいたかったのですが、使用不可の遊具部分があって不満足をもらす子供たちはまだ他遊具で遊びたいとのこと。

そこで駐車場から距離はあるけど一番大きな遊具のある大芝生広場に向かうことに。

第1駐車場と第2駐車場からほぼ同じ距離にあるということで、第2駐車場へ向かうもそこから結構な距離があり、子供連れの足では20分ほどかかりました。

この時点で15時半なので、子供たちを遊ばせつつ車だけを第1駐車場に移動させ。たぶん距離はそんなに変わらないとは思うけど、途中に売店やヒバの里や遊歩道になっている分、こちらのほうが近く感じました。大芝生広場を目指すなら第1駐車場に駐車したほうがよいです。

こちらも多少の使用禁止エリアがありましたが、概ね支障なし。

このながーい滑り台、速度を出しすぎると尻は痛いし金属と皮膚が直接触れると火傷のようになり少々危険です。

公園で一通り遊んだら、遊歩道と

ヒバの里をとおりぬけ

水車に見惚れて時間がかかりながら

第1駐車場へもどり、車でキャンプ場へ移動し、いよいよチェックインです。

備北オートビレッジにチェックイン

16時半過ぎにチェックインし施設の説明をうけます。本当に予備知識がなにも無かっただけだけど、風呂つきの施設があり(入りませんが)設備は充実しているようでした。そしてごみの分別は厳しいので気をつけるようにとのこと。

このときは分かりませんでしたが本当に分別は厳しかった!監視人つきでした。

薪の販売や機材のレンタルも充実していて、機材なし初心者キャンパーが気軽に利用できそうです。

売店も比較的たくさんの品揃えで充実しています。もちろんお値段はキャンプ場価格にはなっていますが。遊び道具や花火も売っていました。

本日泊まるサイト。管理センターから(キャンプ場内公園から)一番遠い場所でした。

日暮れと戦いながらのテント設営となりました。2度目の設営ということもあり、1時間強ほどで設営できたと思います。

荷物が雑多でスイマセン。

公園パトロールが多い

キャンプ場内のパトロール車(軽トラ)がしょっちゅう巡回しています。少なくとも5回は周ってきました。周るだけでなく、焚き火はブロックを使ってくださいとか、ハンモックは木にダンボールや布を巻いて保護してかけてねとか、いろいろときちんと注意していました。さすが国立公園!

キャンプ場内公園がサイトから遠かった

キャンプ場内にも公園があるということが、キャンプ場選定の大きな基準であるため(子供たちが遊具だいすき)キャンプ場内の公園に向かうもサイトが一番公園から遠い位置。

そして5-10分かけて公園へ到着すると…使用禁止!!

ターザンのみ使用可能でした。本当にショック!

ターザンのみでも子供たちはそれなりに楽しそうでよかったです。

夏にはじゃぶじゃぶ池で水遊びもできるようなので、夏のハイシーズンはそちらも楽しいのかもしれませんね。

ディナータイム

サイトに戻ると急いで火起こし。今までは火起こし器を使って新聞紙でえっちらと炭にひをつけていましたが、今日は時間がない(こどもの間もち)ことと、ガスバーナーを新規導入していたこともあり、ガスバーナーを使って火起こししました。

初めてのバーナーと戦いながら、火起こしの下部にバーナーの火を入れるもなかなかつかない。最初青い火であぶっていましたが、局所すぎて一部にしか火がつかず。空気をすこし多めに調整し大き目の赤火で広範囲の炭に着火できるようにすると…すごい。一瞬で火がつくとはこのことですね。

過去最大の火力で料理ができました。

今回のダッチオーブンを使った料理は、スペアリブです。先ずは熱したダッチオーブンにスペアリブを投入し、表面にに焼きをいれたら、市販の専用ソースを入れふたをして蒸し状態で放置。しばらくして完成。

今回は焼きとうもろこしも登場で、あまーくておいしい。

恒例になった焼き鳥の塩コショウ味付けが最高です。

魚が食べたいということで、ししゃもが大正解!子供たちにも大人気でした。

前回の大ヒットだったチーズフォンデュはもちろんシメに登場です。

前回大惨事となったカメムシ大襲撃はというと…今回はなし。まったく何の支障もなく過ごすことができました。先週のキャンプの虫の襲撃はいったい何だったのか?

子供たちも笑顔で快適にディナータイムを過ごすことができました。

中秋の名月の2日前ということもあり、明るくて星は見えない。月没が午前4時頃なのでそのときに起きれれば星空を見れるチャンスがあるかもね。

初めてのキャンプ結露体験

このとき初めて気づいたのが、タープ内天井に水滴がついていること。これは何?夜露がしみ込んできている?こんなのでしみ込むなら雨なんか降った日にはベチョベチョになるよ?

タープ外側の天井を確認するも夜露はついていない。これはもしかして結露?

後で調べて分かりましたが、夏以外のキャンプに結露は付き物でありそして大敵だということ。ベテランキャンパーには当然のことかもしれないけれど、初心者キャンパーには突然あらわれた大きな壁でした。

そういえば先週のキャンプでも何故かタープ内のビニールシートに水滴があり、誰が水をこぼしたんだ!と思ったことがあったよ。あれは結露の水滴が落ちたものだったのか。

とりあえず翌朝乾かすしかないのね。

子供と酔った頭で将棋を指したら、負けてしまった。子供は大喜び。親父は意識もうろうでそのまま就寝。

夜空を見上げる

4時頃目がさめ、星がきれいにみえる。天の川は見えない。木が多いサイトなので空全体が開けた場所が少ない。今日は双眼鏡を持ってきていたので、オリオン座のオリオン大星雲を除いてみると…見えた!はじめてみる星雲!淡い白の星雲に子供と妻一緒に感動。スバルもはっきり見えて凄い!

ふと子供にきくとさっきまで見えてたスバルが見えなくなったとのこと。いやいやたった今まで双眼鏡で覗いていたからあるよと、空を見上げると…ない!どうやら曇っているようで、だから天の川も見えなかったようでした。

そこから晴れる様子もないし、寒いので就寝。

朝食そして撤収

朝起きると、7時過ぎ。今回は効率よく撤収をしたかったので、火起こしはせず。電気ポットで沸かしたお湯でコーヒーをのみつつ、朝食の準備。

ガスコンロで昨日のスペアリブソースの残りとダッチオーブンを使ったやきそば。

パンがあまり好きでない子供たちもやきそばは好評でした。

こどもたちは双眼鏡であそばせつつ、片付け開始。タープ内天井に結露があるため、タープの通気を確保。テントのアウターの内面も結露あり。車に干して乾かしつつ、テントインナーの外側にも垂れた結露水がついているので乾燥させる。テント内部には結露はなし。

テント底は今回、ビニールシートを敷いていたため、ほとんど濡れなし。そんなに手間取ったところはないはずなのに、片付け完了したのは10時半前。やっぱり撤収の朝は慌しいな。最後にしたに敷いていたレジャーシートとビニールシートを乾かす間に、管理センターへごみすてがてら、ターザンだけ公園で時間つぶしをすることに。

驚いたのはごみ捨場に監視員がいたこと。きちんと分別はしていたので、問題はありませんが、国立公園恐るべし!細かい!いや、きっちりしています。

サイトに戻るもレジャーシートは乾いておらず、そのまま畳み込み、午後の公園で干すことに。

チェックアウト後も丘陵公園で遊ぶ

チェックアウトをすませ丘陵公園へ!まずは第7駐車場へ行き、カブトムシドームへ向かいます。しかし時期的にカブトムシはおらず、秋の虫が展示してありました。

カブトムシドームの横ではツリークライミングができるようでした。が有料なのと小学生からということでパス。

次に第1駐車場へ向かい、昨日の大型遊具がある大芝生広場へと移動します。正午前だったので、途中の「中の茶屋」で昼食をとることに。近くの売店には、おみやげと惣菜パンしかなく、こちらを選びました。

かき揚げそば、やまめそば、ざるそば、フライドポテトをいただきました。

昼食後は、ひばの里で稲刈り体験をやっていたので参加。こどもたちは前日から目をつけていたのでとっても楽しみにしていました。昼食中も、はやく行きたいと急かすばかり。

むかしながらのおもちゃがおいてあるところがあり、遊ぶ。

長男はこま回しが一度も成功せず大泣き。くやしければ練習あるのみ、ガンバレ!

気を取り直して、目的の大芝生広場の大型遊具へ。昨日遊べなかった、芝すべりをたのしみます。列に並びなおしてエンドレスに楽しみました。

16時過ぎに撤収開始、帰路へ。

帰りは、中国道のくねくね道が嫌だったので、尾道道経由で帰ってみることに。すると、尾道道は無料区間ということにびっくり!行きと帰りで1000円ほど料金が安くすみました。こういうことはよく調べていくべきだね。

今回は事前リサーチ不足が仇となるキャンプでした。

備北オートビレッジの感想

備北オートビレッジは我が家的には今後キャンプスタイルに変化がないかぎり、もう行くことはないかもしれません。キャンプ場遊具が使えなかったこが致命的なことと、丘陵公園側の遊具はすごく良かったのですが駐車場からとにかく遠くて、小さな子供をつれてはなかなか移動がつらいです。

我が家的に一番のネックだったのは、自宅から高速道路で2時間強もかかること(行くまで知らなかった)で、遠路はるばる再利用することはないということです。

もちろん、時間的に余裕があって、長距離移動が苦にならない若しくは近距離である場合は、こんなに素晴らしい場所はないとも思います。

自然の中でゆっくりすごせるし、丘陵公園の巨大遊具や遊歩道は無限の遊び場になるいいところです。連泊で時間あるならば、自然大好きな方は行って損はないと思いました。