電験3種過去問【2010年電力 問10】
【送電】架空電線の振動に関する記述《空所問題》
架空電線が電線と直角方向に毎秒数メートル程度の風を受けると、電線の後方に渦を生じて電線が上下に振動することがる。これを微風振動といい、これが長時間継続すると電線の支持点付近で断線する場合もある。微風振動は【(ア)】電線で、径間が【(イ)】ほど、また、張力が【(ウ)】ほど発生しやすい。対策としては、電線にダンパを取り付けて振動そのものを抑制したり、断線防止策として支持点近くをアーマロッドで補強したりする。電線に翼型に付着した氷雪に風が当たると、電線に揚力が働き複雑な振動が生じる。これを【(エ)】といい、この振動が激しくなると相間短絡事故の原因となる。主な防止策として、相間スペーサの取り付けがある。また、電線に付着した氷雪が落下したときに発生する振動は【(オ)】と呼ばれ、相間短絡防止策としては、電線配置にオフセットを設けることなどがある。
上記の記述中の空白個所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)及び(オ)に当てはまる語句として、正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) | (オ) | |
(1) | 軽い | 長い | 大きい | ギャロッピング | スリートジャンプ |
(2) | 重い | 短い | 小さい | スリートジャンプ | ギャロッピング |
(3) | 軽い | 短い | 小さい | ギャロッピング | スリートジャンプ |
(4) | 軽い | 長い | 大きい | スリートジャンプ | ギャロッピング |
(5) | 重い | 長い | 大きい | ギャロッピング | スリートジャンプ |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません