初めての秋キャンプin経ヶ丸オートキャンプ場(経ヶ丸グリーンパーク)【岡山県井原市】
今年からキャンプをはじめ、今シーズン5回目のキャンプとなりました。秋キャンプから冬キャンプにかわりゆくこの時期です。そして恐らく今年のキャンプ納めとなる今年最後のキャンプ場は、井原市の経ヶ丸オートキャンプ場です。
併設の経ヶ丸グリーンパークでが大きな魅力のキャンプ場。ここの売りはなんといっても全長80mのロング滑り台!キャンプにあまり興味を示さない長男(家でゲームがしたい)もこのロングスライダーは楽しみなようで「キャンプ行きたい」と言っているので親も熱がはいります。
僕は風邪気味、妻は身重「つわり」がしんどいところですが、心配した天気も昨晩までの雨もあがり見事に晴れということで、出陣です。
経ヶ丸グリーンパークへ出陣
到着後はまず80mのロングすべり台で思う存分遊びます。
大人には上りは試練ですが、上からの眺めは気持ちいいです。
滑り台の中腹にはアスレチック遊具もあります。
楽しそうです。何度も往復します。
ただおしりが痛くなるのか4,5回滑っておしまいでした。
ロング滑り台とロケット公園の間には、電車がおいてあるところがあります。補修中で乗ることはできませんでした。ここにキャンプのゴミ捨て場があるので、帰りに捨てに寄らなければなりませんが、車も寄せれるようになっているのでその点は安心です。
キャンプ場の入り口にはロケットの形をした遊具が印象的な公園があります。
大きなタイヤの吊り輪があり、あまり見かけない遊具なので入って楽しそうです。
シーソーもタイヤのつき方が珍しく、ピョンピョンとびはねていました。
夏は水遊びもできるようです。
併設のパターゴルフ場で遊ぶこともできます。
満足するまで遊んだので、キャンプ場へチェックインします。キャンプ場は公園から徒歩1分です。
経ヶ丸オートキャンプ場へチェックイン
門を入ってすぐにクラブハウスがあるので受付をします。
クラブハウスで薪を一束300円で購入。初めての焚き火でどのくらいの量の薪が必要かわからないので、とりあえず。
クラブハウス前にはバンガローが。ここは1泊4000円とキャンプサイトより安い値段で宿泊可能です。テントをはらなくてよくて電気もあって…ここでもよいのではないか?ふとんはありませんが、空調設備もついています。
バンガローの前には駐車スペースのほか、BBQができる庭やレンガ釜もあるので、初めてのプチキャンプ体験も手軽にできそうです。
憧れの冬キャンプ体験もこのバンガローを使えばお手軽に経験できるのでは??などと今後の更なるキャンプ欲をくすぐります。
フリーサイトへ移動
フリーサイトは一番奥まで下った場所で少し距離があります。下り坂途中には、斜面に段々状にグループサイトや区画サイトが軒を連ねています。
一番下ったところが開けた広場になっており、フリーサイトが広がっています。
中央に小さな遊具と遊び場と炊事場があります。
炊事場は手入れが行き届いていてきれいです。炭捨て場もここにあります。
オートサイトの入り口付近にトイレとシャワーがありここもとてもきれいでした。
トイレの手洗い場には「キレイキレイ」やドライヤーがおいてあり、地味にうれしいです。洋式もウォシュレットでした。
この日はサイト利用率がほぼ満杯で、シャワーのボイラーも0時頃までつけてくれるとのことで、利用時間を気にする必要がなく、うれしいサービスです。
テントの設営開始
今回の設営にあたり、時短方法として、車の荷卸場所をレジャーシートで確保しました。このアイディアは大佐山キャンプの時に隣のキャンパーがやっているのを見て取り入れました。これにより車から探して出してということをする必要がなく、テント設営と同時に料理の準備をするなど同時並行作業がスムーズになります。
ベテランキャンパーにとってみれば常識かもしれませんが、初心者にとっては目からうろこのテクニックになることってとても多いです。
長男は、マイペースに本読みタイムですが、気にせず早速設営開始。
子供たちのヘルプ?もあり
スムーズに作業は進みます。長男も、長女とけんかで取り合いながらペグ打ちに参加。
3回目のテント・タープ設営ともなると1時間強で設営は完了しました。
タープのポールが一本使い方が分からなかったものもわかり、完璧設営か?とおもいきや、やはりタープはアンバランスになってしまいます。まだまだです。
バランスの悪さはロープで引っ張って調整します。初心者は皆やりますよね?
ハロウィン飾り?とディナーの準備
今回の頑張りポイントは、ハロウィン時期なのでがぼしゃのろうそくおばけです。もらいものですが。しかも腐りかけてやわらかい状態で、まさしく最後のおつとめとなります。
夜になるとその雰囲気はすばらしく我が家のサイトが飛びぬけてハロウィンっぽかったです(この一点だけですが!)。
こどもたちは、フリーサイトの遊具で遊んだり、
家では粉がとびちり嫌がられる「ねるねるねーるね」系のお菓子をつくって楽しんだり。
その間にディナーの準備。
今回のお楽しみ。焚き火台の登場。が!大失態、火バサミのトングを忘れた!代用品を探しましたが見当たらず、奇跡的に今回登場の焚き火用の薪の中にありました。薪火箸です。
気をとりなおして火起こし。
そして初挑戦の燻製セットです。燻製器は100均で買ったボウルと落し蓋(網の代用)でOK。
今回は定番といわれるさくらスモークチップを購入しておきました。一握りのさくらチップを一握り放り込んで、
肉汁がチップに垂れて煙が消えるのを防ぐためにアルミホイルをのせます。
そして蓋をして直火で燻煙がでるまで待ち、自宅でクレイジーソルトをまぶしてキッチンペーパーで水分を飛ばしておいた鶏肉を投入。
25分ほどそのまま待ちます。15分ほどでジュウジュウと音が聞こえてきますが、肉に火が通らないとまずいので開けずに我慢して25分間燻しました。
燻製のとなりで並行してダッチオーブンではシチューを煮ます。
子供たちの大好きなシチューと、持参の炊飯器で炊きたてごはんです。
燻製の2ラウンド目はチーズソーセージと卵を投入します。こちらも一握りのさくらチップを投入して燻すこと15分ほど。そしてそれに並行して恒例のシシャモを網焼きです。
焚き火初体験!
初めての焚き火でした。正直、焚き火にはあまり興味が湧いておらず、妻の焚き火がいいらいしい!という同僚のすすめのままに、今回焚き火台を導入。
僕的にはBBQコンロ上での焚き火でよいのではないかと思っていたのですが。確かに焚き火台のほうが率直に焚き火がやりやすい。そして、火を眺めていろいろなことに思いを巡らせるこの時間の贅沢さ。素晴らしい。
「焚き火のためにキャンプをするといっても過言ではない」とどこかのブログでだれかが言っていたのもうなずける。焚き火台を買ってよかったと思える体験でした。
まだ焚き火台を導入していない初心者キャンパーさん、是非おすすめします。
薪を半分使って焚き火。焚き火後の炭で料理ができそうなので、翌朝の暖を取るのと料理の火力として半分は残すことに。
この日は20時ごろに月の出の予定。月の出前に空を見上げるも、フリーサイト周辺の明かりが明るいのか、井原市の市街地の明かりが明るいのか満天の星空は見られませんでした。
夜も更けてくると、8時ごろで15℃。厚めのジャンパーか薄めのダウンが必要です。昼間暖かかった(20℃超)からなおさら寒く感じます。感覚的に言うとかじかむほどではない寒さ、息は白くはならないけども寒い!といった程度でした。
セラミックヒーター、ふとん乾燥機、ホットカーペットと厳重装備でしたが、夜間に10℃を切ることもなかったため、全く寒いということはありませんでした。
早朝コーヒーと朝食タイム
早朝は11℃でした。
朝日を浴びるのは気持ちがいいです。間口は東向きがいいですね。焚き火で暖をとりつつ、贅沢な入れ立て朝コーヒーを飲みながら、朝食の準備。
朝に焚き火は大正解。火をつけると暖かくて皆あつまってきます。ただ半束の量の焚き火炭の火力では長時間の料理はできませんでした。昨晩残りのシチューを暖め、ウィンナーとパンを焼いたらその後はほとんど火力のない状態に。
薪の量は火力の持久力に直結するようです。当然といえば当然ですが、初心者には何でも初体験で経験しなければ分からないことだらけです。
朝食後は、キャンプ場中ほどにある遊具まで腹ごなしの散歩。
少し上ったところで、
遊具への上り口があります
少し孤立した場所にあるので閑散としていました。
3人いれば、騒がしく遊び切ります。
ポールダンスに
タイヤくるくる
まだ遊びたいところですが、次の予定もあるのでサイトに帰って軽く片付けを始めます。
子供たちは、しばしのまったりタイムかな?雑多でスイマセン。
ドラゴンハウスでの遊びと撤収
シュラフやレジャーシート、食器・焚き火台などを乾かすあいだ、ドラゴンハウスへ向かいます。サイトからはかなり距離があるため車での移動になりますが、キャンプ宿泊者は無料で利用できます。たとえ有料といっても3歳以上200円くらいだったと思います。
もしも雨天などの場合は室内遊技場が充実しているので、この施設は大助かりになるとおもいます。
1Fにはメインの屋内ローラー滑り台があります。
とりあえず、エンドレス滑走で遊びます(笑)
その横には幼児の遊びスペースが。
さらにその脇には座敷の休憩スペースがあり、簡単な本や雑誌も置いてあり時間がつぶせます。
ただし、併設のボール部屋は使用禁止になっていました。誰かが怪我をしちゃったのかなぁ?
2Fには読書室があります。本は数多く準備されています。
2Fの奥にはキッズルームがあり、2歳以下が利用可能とのことでした。こどもたちは、意外と長くここで時間を使っていました。やはりこどもはこのような基本セットが間違いないようです。
3Fには展望台があり、瀬戸内海まで一望できます。無料の望遠鏡もセットされていて楽しめます。長男は望遠鏡に夢中で、しばらくいろいろ眺めていました。
海抜270mの山頂ということもあり、眺望はいいです。井原市内や瀬戸内海まで見渡せます。
南側眺望、瀬戸内海も見えました。
北側眺望、紅葉もはじまりかけておりきれいでした。
末っ子も頑張りますが、ひとりでは無理そうだね。
ただ、室内で長居をするにはもったいない天気だったので、早々に退去してサイトの片付けへ。もし他に行く予定がなければあと2時間は粘れるかな?また、雨天時は一日中遊べますね。
カップめんで昼食と撤収
長男は設営のときもそうでしたが、片付けのときもテント内で本をよむ。手伝わない!アウトドアでインドアな男。まあインドアならなおさら外での遊びの楽しみをひとつでもふたつでも経験してもらいたいなと思いながら。
撤収時に毎回のことですが、タープがうまくたためない。何度やってもパンパン(袋がやぶれそう)にしないとチャックが閉めれない状態です。きちんとしたたたみ方があるのでしょうか?
片付けを終え、サイトで最後の昼食を。外で食べるカップラーメンは最高です。
おいしく頂きましたー。
経が丸オートキャンプ場の一番の魅力のひとつである、チェックアウト時間が遅い(14:00)というメリットを堪能します。朝のドタバタ撤収劇がないのは、初心者キャンパーにとっては大変魅力的なことなのです。
チェックアウト後の寄り道と次のキャンプは?冬キャン?
ドラゴンハウスを早期撤収したのは、キャンプ場近く(グーグル先生によると車で9分)に大きめの遊具のある公園があるからでした。その名も井原リフレッシュ公園。
井原リフレッシュ公園の記事はこちら
さらにその帰り道には鯛焼きを買ってかえりました。
帰宅後、妻より。これで今期最後のキャンプだよね?
最後?冬キャンプをするかどうか迷っていた、その迷いが無くなった瞬間でした。また来年、何月がキャンプ初めになるのかな?
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