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電験3種過去問【2024年(下期)電力 問6】

2025年5月16日

【変電所】調相設備に関する記述《正誤選択》

 次の文章は,調相設備に関する記述である。

 一般に電力系統では,受電端電圧を一定に保つため,調相設備を負荷と (ア) に接続して無効電力の調整を行っている。
 電力用コンデンサは力率を (イ) ために用いられ,分路リアクトルは力率を (ウ) ために用いられる。
 同期調相機は,その (エ) を加減することによって,進み又は遅れの無効電力を連続的に調整することができる。
 静止形無効電力補償装置は, (オ) でリアクトルに流れる電流を調整することにより,無効電力を高速に制御することができる。

 上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

\(\small{\begin{array}{cccc} &(ア)&(イ)&(ウ)&(エ)&(オ)\\ \hline(1)&並列&進める&遅らせる&界磁電流&半導体スイッチ\\ \hline(2)&直列&遅らせる&進める&電機子電流&半導体整流装置\\ \hline(3)&並列&遅らせる&進める&電機子電流&半導体スイッチ\\ \hline(4)&直列&進める&遅らせる&電機子電流&半導体整流装置\\ \hline(5)&並列&遅らせる&進める&界磁電流&半導体スイッチ\\ \hline\end{array}}\)


「出典:令和6年度下期第三種電気主任技術者試験(電力)」

解答と解説はこちら

解答

(1)が正しい。

解説

 調相設備に関する問題です。頻出の分野になりますので類題も押さえておきましょう。

 一般に電力系統では,受電端電圧を一定に保つため,調相設備を負荷と (ア)並列 に接続して無効電力の調整を行っている。
 電力用コンデンサは力率を (イ)進める ために用いられ,分路リアクトルは力率を (ウ)遅らせる ために用いられる。
 同期調相機は,その (エ)界磁電流 を加減することによって,進み又は遅れの無効電力を連続的に調整することができる。
 静止形無効電力補償装置は, (オ)半導体スイッチ でリアクトルに流れる電流を調整することにより,無効電力を高速に制御することができる。

追加学習は調相設備について、または変電所の学習帳

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