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電験3種過去問【2021年法規 問6】

2022年4月24日

【電気設備技術基準の解釈】高圧架空送電線路の断線・支持物の倒壊防止《空所問題》

 次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく高圧架空電線に適用される高圧保安工事及び連鎖倒壊防止に関する記述である。

  1. )電線はケーブルである場合を除き、引張強さ\fbox{(ア)}kN以上のもの又は直径\fbox{(イ)}mm以上の硬銅線であること。
  2. )木柱の風圧荷重に対する安全率は、2.0以上であること。
  3. )支持物に木柱、A種鉄筋コンクリート柱又はA種鉄柱を使用する場合の径間は\fbox{(ウ)}m以下であること。また、支持物にB種鉄筋コンクリート柱又はB種鉄柱を使用する場合の径間は\fbox{(エ)}m以下であること(電線に引張強さ14.51kN以上のもの又は断面積38mm2以上の硬銅より線を使用する場合を除く。)。
  4. )支持物で直線路が連続している箇所において、連鎖的に倒壊するおそれがある場合は、技術上困難であるときを除き、必要に応じ、16基以下ごとに、支持線を電線路に平行な方向にその両側に設け、また、5基以下ごとに支線を電線路と直角の方向にその両側に設けること。

 上記の記述中の空白個所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

\small{\begin{array}{ccccc} &(ア)&(イ)&(ウ)&(エ)\\ \hline(1)&8.01&4&100&150\\ \hline(2)&8.01&5&100&150\\ \hline(3)&8.01&4&150&250\\ \hline(4)&5.26&4&150&250\\ \hline(5)&5.26&5&100&150\\ \hline\end{array}}

解答と解説はこちら

解答

(2)

解説

  1. )電線はケーブルである場合を除き、引張強さ\fbox{(ア)8.01}kN以上のもの又は直径\fbox{(イ)5}mm以上の硬銅線であること。
  2. )木柱の風圧荷重に対する安全率は、2.0以上であること。
  3. )支持物に木柱、A種鉄筋コンクリート柱又はA種鉄柱を使用する場合の径間は\fbox{(ウ)100}m以下であること。また、支持物にB種鉄筋コンクリート柱又はB種鉄柱を使用する場合の径間は\fbox{(エ)150}m以下であること(電線に引張強さ14.51kN以上のもの又は断面積38mm2以上の硬銅より線を使用する場合を除く。)。
  4. )支持物で直線路が連続している箇所において、連鎖的に倒壊するおそれがある場合は、技術上困難であるときを除き、必要に応じ、16基以下ごとに、支持線を電線路に平行な方向にその両側に設け、また、5基以下ごとに支線を電線路と直角の方向にその両側に設けること。

【電気設備技術基準の解釈 第70条(低圧保安工事及び高圧保安工事)】