のとろ原キャンプ場でひらめ釣り
9月の敬老の日4連休を利用して、岡山県鏡野町(とは言ってもほとんど県境の山中)にある、のとろばらキャンプ場に行ってきました。
実は、このキャンプ場は7月に水遊び、魚とり、虫取りできます、温泉付き!ということで予約していたのですが、あいにくの天気で行くにかなわず、やっと9月の中旬になって訪れることができた因縁の場所です。
道中は、インターチェンジがある久世の町で食料を買いそろえ(この町以降は、買うところは何もありません)いざ目的地へ!帰路で気づきましたが、久世にJA直売所があって、ここで季節の野菜や果物がお安く販売していたので、ピオーネなど仕入れていけばよかったと思います。もちろん、お土産には買いましたが。
管理棟内の売店にはいろいろな日用品が置いてあります。花火もお高いですが売っていました。
キャンプ場へ到着して、さっそくトラブル発生!案内されたサイトに誰かが既に設営している…
なんとサイトを取り違えて案内していたらしく、こちらは6人であちらはお一人なのでサイトの大きさが全然違って単純に交換とはいきません。ということで、遊具近くのサイトへ変更(結果オーライ?)してもらいました。
サイトは、狭いとはいいませんが、テントとタープを張って少しスペースが余る程度。サイトは砂地で固められ、断崖丸太区画なので、場所によってはサイトオーバーしてのペグ打ち不可。レイアウトのいかん次第で天国と地獄に分かれる環境です。
全体的に、山の斜面にキャンプ場が展開されていて、広くて木が多くて気持ちの良いキャンプ場です。そして徒歩5分程度のところに、立派な温泉がある。
徒歩15分程度で、鍛冶屋谷たたらば遺跡などもあって、山中散策も気持ちいいです。
たたらで鉄ができるまでの看板をみると、非常に多くの人がここで働いていたということがよく分かります。実際に明治20年まで操業していたそうです。しかし、行って分かるのは鬱蒼とした杉林としか思えない。時の流れと、過去の栄枯盛衰に思いを馳せる。こういう場所は個人的に好きです。
そしてこのキャンプ場の大目玉はカブトムシがとれる(7-8月シーズン中)なのですが、シーズンアウトで全くいませんでした。その代わり全体に虫も少なかったです。
代わって、このキャンプ場の大目玉はひらめ釣り&ひらめの手づかみどりができる!ということで、十分に堪能しました。一家族につき竿一つで、竿代と餌代はかからず、30分間釣りができます。釣った魚は全て300円で買い取り。(2023.8現在)釣り専用池に二家族づつなので、時間帯によっては待ち時間が発生します。10時から17時まで可能で、二日目の朝いちばんだったので最初は池独占でした。
続いては、ひらめのつかみ取り。0.5kg(6匹だった)単位で1650円(2023.8現在)買い取りして、つかみどり専用の池でつかみどりできます。網をもっていったほうがいいです。池の数は10個ないくらいなので、ここも早い者勝ちと、30分単位の譲り合いです。9月中旬でもう水は冷たいですが、昼間なら十分に遊べます。
ひらめたちは、おじさんが捌いて、串刺しにして(塩つき)渡してくれるので、各自炭の準備は必要ですが、サイトに持ち帰って食べることができます。
時間は十分にあるので、身をたべ、骨を焼き、骨を食べ、頭を焼き、最後は頭煎餅で全身余すことなく胃袋の中におさめることができました。おいしかった!
二日目のメニューはカレーライス。子どもたちも炊事場で野菜切りのお手伝い。
この時期、急に冷え込んできたらしく、昼は半そでも可能ですが、夕方以降は寒く、夜中は10度近くまで冷え込みました。非常用防寒着が大活躍で、大事なく過ごすことができました。
手持ち花火も可能で、指定場所で最後の花火を楽しみました。
夜は満点の星空(新月で快晴)、天の川はもちろん、念願のアンドロメダ銀河を息子とみることができ大満足、その間流れ星も3つほど見えました。素晴らしい。
このキャンプ場は、管理が行き届いていて、トイレは綺麗(ウォシュレット)で管理員の方は親切、ゴミ捨て場や炊事場も綺麗です。子供連れキャンプで何不自由なく過ごすことができ絶対おすすめ、7-8月の夏キャンプで、必ずリベンジしたいです。カブトムシ採りたいです!そして何よりもお安いです。
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