// google adsence用 電験3種過去問【2012年電力 問6】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2012年電力 問6】

2022年4月24日

【変電所】ガス絶縁開閉装置(GIS)に関する記述《空所問題》

 ガス絶縁開閉装置(GIS)は、遮断器、断路器、避雷器、変流器等の機器を絶縁性の高いガスが充填された金属容器に収めた開閉装置である。この絶縁ガスとしては、【(ア)】ガスが現在広く用いられている。機器の充電部を密閉した金属容器は【(イ)】されるため感電の危険性がほとんどない。また、気中絶縁の設備に比べて装置が【(ウ)】する。このようなことから大都市の地下変電所や【(エ)】対策の開閉装置として適している。

 上記の記述中の空白個所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  (ア) (イ) (ウ) (エ)
(1) SF6 絶縁 小形化 塩害
(2) C3F6 絶縁 大形化 水害
(3) SF6 接地 小形化 塩害
(4) C3F6 絶縁 大形化 塩害
(5) SF6 接地 小形化 水害

解答と解説はこちら

解答 

(3)

解説

 ガス絶縁開閉装置(GIS)は、遮断器、断路器、避雷器、変流器等の機器を絶縁性の高いガスが充填された金属容器に収めた開閉装置である。この絶縁ガスとしては、(ア)SF6ガスが現在広く用いられている。機器の充電部を密閉した金属容器は(イ)接地されるため感電の危険性がほとんどない。また、気中絶縁の設備に比べて装置が(ウ)小形化する。このようなことから大都市の地下変電所や(エ)塩害対策の開閉装置として適している。