// google adsence用 電験1種過去問【2010年電力 問4】 | 電気主任技術者のいろは

電験1種過去問【2010年電力 問4】

2024年4月14日

【配電】高圧配電線の非接地保護方式に関する記述《空所問題》

 次の文章は、高圧配電線の保護方式に関する記述である。文中の【   】、に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。
 非接地三相3線式高圧配電方式は回路の【(1)】を接地しない方式である。しかし、通常、配電用変電所において配電線保護として【(2)】検出を行うため、【(2)】検出用の計器用変圧器が設置されており、その二次あるいは三次側Δ結線の開放端に【(3)】リレーの適正動作と【(4)】防止を兼ねて数十[Ω]程度の制限抵抗が接続されるので、一次側に換算すると【(5)】[Ω]の高抵抗接地となる。

[問4の解答群]
解答と解説はこちら

解答

(1):(リ)
(2):(チ)
(3):(ル)
(4):(ヘ)
(5):(ホ)

解説

 非接地三相3線式高圧配電方式は回路の【(1)中性点】を接地しない方式である。しかし、通常、配電用変電所において配電線保護として【(2)零相電圧】検出を行うため、【(2)零相電圧】検出用の計器用変圧器が設置されており、その二次あるいは三次側Δ結線の開放端に【(3)地絡方向】リレーの適正動作と【(4)異常電圧】防止を兼ねて数十[Ω]程度の制限抵抗が接続されるので、一次側に換算すると【(5)5 000~10 000】[Ω]の高抵抗接地となる。

 配電線路の非接地保護方式に関する記述です。一種レベルの受験者にとっては難しくない内容と思います。完答を目指したいところです。


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