電験1種過去問【2009年電力 問4】
【送電】再閉路方式に関する記述《空所問題》
次の文章は、高圧配電線の保護方式に関する記述である。文中の【 】、に当てはまる最も適切な語句をものを解答群の中から選び、その記号をマークシートに記入しなさい。
送電線事故の大半は雷による【(1)】故障である。故障区間をいったん系統から切り離すとアークは自然消滅して、その後に送電を再開すれば、異常なく電力送電を継続できる場合が多い。送電線の再閉路は、この特性を利用して、故障送電線をできる限り速やかに自動復旧させて電力供給の安定性を損なわないようにしたものである。
再閉路方式には、故障相と無関係に三相を遮断し再閉路する三相再閉路、平行2回線送電線の故障時に故障相のみを遮断し少なくとも二相が健全の場合に再閉路する【(2)】がある。
再閉路方式には時間の面から、【(3)】時間を【(4)】程度以下とする高速度再閉路方式と1分程度の低速度再閉路方式がある。再閉路方式は、【(5)】の性能や保護方式の故障検出性能とのシステム的な協調が重要であり、適用する送電系統に応じて最適な方式を選定する必要がある。
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