Processing math: 100%
// google adsence用 電験3種過去問【2012年法規 問8】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2012年法規 問8】

2022年5月1日

【電気設備技術基準の解釈】高圧架空電線路の高圧保安工事《空所問題》

 次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく、高圧架空電線路の電線の断線、支持物の倒壊等による危険を防止するため必要な場合に行う、高圧保安工事に関する記述の一部である。

  1.  電線は、ケーブルである場合を除き、引張強さ\fbox{(ア)}[kN]以上のもの又は直径5[mm]以上の\fbox{(イ)}であること。
  2.  木柱の\fbox{(ウ)}荷重に対する安全率は、1.5以上であること。
  3.  径間は、電線に引張強さ\fbox{(ア)}[kN]のもの又は直径5[mm]の\fbox{(イ)}を使用し、支持物にB種鉄筋コンクリート柱又はB種鉄柱を使用する場合の径間は\fbox{(エ)}[m]以下であること。

 上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

\small{\begin{array}{ccccc} &(ア)&(イ)&(ウ)&(エ)\\ \hline(1)&8.71&硬銅線&垂 直&100\\ \hline(2)&8.01&硬銅線&風 圧&150\\ \hline(3)&8.01&高圧絶縁電線&垂 直&400\\ \hline(4)&8.71&高圧絶縁電線&風 圧&150\\ \hline(5)&8.01&硬銅線&風 圧&100\\ \hline\end{array}}

解答と解説はこちら

解答

(2)

解説

【電気設備技術基準の解釈 第70条(低圧保安工事及び高圧保安工事)】

  1.  電線は、ケーブルである場合を除き、引張強さ\fbox{(ア)8.01}[kN]以上のもの又は直径5[mm]以上の\fbox{(イ)硬銅線}であること。
  2.  木柱の\fbox{(ウ)風圧}荷重に対する安全率は、1.5以上であること。
  3.  径間は、電線に引張強さ\fbox{(ア)8.01}[kN]のもの又は直径5[mm]の\fbox{(イ)硬銅線}を使用し、支持物にB種鉄筋コンクリート柱又はB種鉄柱を使用する場合の径間は\fbox{(エ)150}[m]以下であること。