電験2種過去問【2016年電力管理 問5】
【電気設備技術基準】歩幅電圧と接触電圧《記述問題》
変電所の接地に関して、次の問に答えよ。
(1)変電所の接地設計においては、人体にかかる歩幅電圧及び接触電圧を考慮する必要がある。歩幅電圧及び接触電圧について、それぞれ簡潔に説明せよ。
(2)次の条件における、歩幅電圧及び接触電圧の許容値をそれぞれ求めよ。なお、手の接触抵抗は無視することとする。
(計算条件)
人体に対する電流の許容値:\(I_K=\frac{0.116}{\sqrt{t}}\)[A]
片足あたりの大地との抵抗:\(R_F\)=400Ω
人体の抵抗:\(R_K\)=1000Ω
事故電流の継続時間:t=1s
(3)歩幅電圧又は接触電圧が許容値を超えてしまう場合、対策として、取り扱われる機器の周囲の地表の砂利層を厚くすることがある。なぜ効果があるのか簡潔に説明せよ。
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