// google adsence用 電験3種過去問【2014年法規 問5】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2014年法規 問5】

2022年4月24日

【電気事業法・電気設備技術基準】供給する電圧の値と種別《空所問題》

 次の文章は、「電気事業法」及び「電気事業法施行規則」に基づく、電圧の維持に関する記述である。
 電気事業者(卸電気事業者及び特定規模電気事業者を除く。)は、その供給する電気の電圧の値をその電気を供給する場所において、表の左欄の標準電圧に応じて右欄の値に維持するように努めなければならない。

標準電圧 維持すべき値
100V 101Vの上下\(\fbox{(ア)}\)Vを超えない値
200V 202Vの上下\(\fbox{(イ)}\)Vを超えない値

 また、次の文章は、「電気設備技術基準」に基づく、電圧の種別等に関する記述である。
 電圧は、次の区分により低圧、高圧及び特別高圧の三種とする。

  1. 低圧
    • 直流にあっては\(\fbox{(ウ)}\)V以下、交流にあっては\(\fbox{(エ)}\)V以下のもの
  2. 高圧
    • 直流にあっては\(\fbox{(ウ)}\)V以下、交流にあっては\(\fbox{(エ)}\)Vを超え\(\fbox{(オ)}\)V以下のもの
  3. 特別高圧
    • \(\fbox{(オ)}\)Vを超えるもの

 上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)及び(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

\(\small{\begin{array}{cccccc}
&(ア)&(イ)&(ウ)&(エ)&(オ)\\
\hline(1)&6&20&600&450&6600\\
\hline(2)&5&20&750&600&7000\\
\hline(3)&5&12&600&400&6600\\
\hline(4)&6&20&750&600&7000\\
\hline(5)&6&12&750&450&7000\\
\hline\end{array}}\)

解答と解説はこちら

解答

(4)

解説

【電気事業法 第二十六条(電圧及び周波数)】
【電気事業法施行規則 第三十八条(電圧及び周波数の値)】

 電気事業者(卸電気事業者及び特定規模電気事業者を除く。)は、その供給する電気の電圧の値をその電気を供給する場所において、表の左欄の標準電圧に応じて右欄の値に維持するように努めなければならない。

標準電圧 維持すべき値
100V 101Vの上下\(\fbox{(ア)6}\)Vを超えない値
200V 202Vの上下\(\fbox{(イ)20}\)Vを超えない値

【電気設備技術基準 第二条(電圧の種別等)】
 電圧は、次の区分により低圧、高圧及び特別高圧の三種とする。

  1. 低圧
    • 直流にあっては\(\fbox{(ウ)750}\)V以下、交流にあっては\(\fbox{(エ)600}\)V以下のもの
  2. 高圧
    • 直流にあっては\(\fbox{(ウ)750}\)V以下、交流にあっては\(\fbox{(エ)600}\)Vを超え\(\fbox{(オ)7000}\)V以下のもの
  3. 特別高圧
    • \(\fbox{(オ)7000}\)Vを超えるもの