// google adsence用 電験3種過去問【2015年電力 問11】 | 電気主任技術者のいろは

電験3種過去問【2015年電力 問11】

2022年4月24日

【配電】地中配電線路の得失に関する記述《空所問題》

 次の文章は、地中配電線路の得失に関する記述である。
 地中配電線路は、架空配電線路と比較して、【(ア)】が良くなる、台風等の自然災害発生時において【(イ)】による事故が少ない等の利点がある。
 一方で、架空配電線路と比較して、地中配電線路は高額の建設費を必要とするほか、掘削工事を要することから需要増加に対する【(ウ)】が容易ではなく、またケーブルの対地静電容量による【(エ)】の影響が大きい等の欠点がある。

 上記の記述中の空白個所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  (ア) (イ) (ウ) (エ)
(1) 都市の景観 他物接触 設備増強 フェランチ効果
(2) 都市の景観 操業者過失 保護協調 フェランチ効果
(3) 需要率 他物接触 保護協調 電圧降下
(4) 都市の景観 他物接触 設備増強 電圧降下 
(5) 需要率 操業者過失 設備増強 フェランチ効果

解答と解説はこちら

解答 

(1)

解説

 地中配電線路は、架空配電線路と比較して、(ア)都市の景観が良くなる、台風等の自然災害発生時において(イ)他物接触による事故が少ない等の利点がある。
 一方で、架空配電線路と比較して、地中配電線路は高額の建設費を必要とするほか、掘削工事を要することから需要増加に対する(ウ)設備増強が容易ではなく、またケーブルの対地静電容量による(エ)フェランチ効果の影響が大きい等の欠点がある。