電験2次試験受験時の注意(1種2種共通)
電験「二次試験」の1種2種に共通した、本番であたふたしないため対策をまとめます。管理人があたふたした経験が綴ってあると思ってください。
1種受験者の方は、電験1種2次試験出題傾向も読んでみてください。
目次
2次試験の出題方式
二次試験は選択問題記述式です。
電力管理は問1~6の中から任意の4問を解答 各30点
機械制御は問1~4の中から任意の2問を解答 各30点
指定がない限り、答えは有効数字3桁(4桁目を四捨五入)で記入する必要があります。
二次試験の合格点
電力・管理:120点、機械・制御:60点 合計180点。
二次試験の合格点は、全科目合計で108点以上/180点満点(100 点満点換算で60点以上)。さらに各科目ともに平均点以上ある必要があります。
難易度が高い(平均点が低い)年度は、調整で合格基準が下がることもあります。
下は公式発表です。
合格基準を100点満点換算で60.0点以上(実得点180点満点で108点以上)、かつ、各科目ともに平均点以上と決定されました。
令和5年度第一種及び第二種電気主任技術者二次試験の結果について
(一般財団法人 電気技術者試験センターHPより)
二次試験の合格ラインを算定
各科目とも合格点を60%以上正解とすると、
電力管理の合格点は72点
機械制御の合格点は36点
いずれの科目も各々選択した問題につき、配点は30点なので、各問題につき30点×60%→18点以上正解できれば合格点です。
難易度により配点が異なる可能性もありますが、イメージとしては、
選択問題ごとに小問が5題あれば3題以上、6題あれば4題以上、正解しなければなりません。
答案用紙
左上に記入欄あり、ウラあり。
受験地や受験番号、生年月日は試験開始前に記入します。
選択問題番号は、試験開始後に記入します。絶対に書き忘れ、書き間違えないように!
電力管理は4枚、機械制御は2枚配られるので、試験終了後、提出します。選択問題番号が記入されていることを必ず確認してください。
解答のためのテクニック
論説問題は〇〇文字以内とか、〇〇文字程度と指定されます。答案用紙は1行15マスの目安線が記入されていますので、学習時のノートも15マスを使用するなど、何行書いたら何文字程度となるといった感覚を養っておきましょう。初めての受験時、当日に自分が書いてる文字数が把握できずパニックになった経験があります。
会場
会場によって異なる部分もありますが、集合時間の1時間以上前には会場の建物には入れます。学習室が準備されており、自習できます。昼食は学習室もしくは受験会場でとることができます。
体調管理
本番2週間前からは、マスクを着用して、感染症予防に努めましょう。インフルエンザ等も流行が始まり始める時期です。
当日、便通にも注意しましょう。本番中にもよおすと、大変なことになります。(中座は可能かもしれませんが、確実に時間不足になるでしょう)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません